お家訪問日記~大人と同じ環境づくり~

お名前 I様
お持ちの商品 かばんと衣類の収納棚/ころころ動物 他
お住まい 兵庫県明石市
ご家族構成 4人家族
なかよしライブラリー お客様の声

今回はI様に取材をお願いしました。ご家族で神戸店に遊びに来てくれた時は、いつも楽しくお話しさせていただきます。家での実際に使っている様子を見るのが今から楽しみです*

子どもたちの自主性を最大限生かす

訪問のご挨拶を済ませ、部屋の中の家具やおもちゃにカメラを向けていると、奥様の静佳(しずか)さんとご主人の世享(としゆき)さんが「お片付けして見せてあげて」と促してくれます。人見知りをする子どもさんは家族以外の人前では、大人の言うようにはなかなか動いてくれないもの。

なかよしライブラリー お客様の声
2歳の史弥くん

この日モデルさんとして協力してくれた、2歳の息子、史弥くんは「よっし任しとけっ」と言わんばかりにやって見せてくれます。人慣れしているのは、きっと保育園や幼稚園に行っているんだろうな。って思い聴いてみると、実はまだだそう。

片付けも自分できるし、いろんな【本物】に触れて遊んでいる。ちなみにままごとのフライパンは実際にキッチンで使っているもの。急に「どんな子育てをしているんだろうか??」と僕の中に興味深々の感情がふつふつを湧いてくるのでした。

なかよしライブラリーを知ったきっかけ

なかよしライブラリー お客様の声
衣類とかばんの収納棚
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はまだ

最初のきっかけはふみや君の1歳のお誕生日だと伺いました。なぜ木のおもちゃ(なかよしライブラリー)を選ばれたのですか?

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I様ご家族

元々、私も主人も大学の時からイベントで子どもたち相手に工作の企画などしていたこともあり、モノ作りにとても興味がありました。 それで史弥(ふみや)に1歳の誕生日におもちゃをプレゼントを探していたところ、神戸のなかよしライブラリーを見つけ、早速店に行ったのがきっかけです。手触りや品質を見て自分たちの感性にぴったりだと思いました。

なかよしライブラリー お客様の声
奥にあるコロコロ動物が1歳の誕生日プレゼント
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はまだ

現物に触れられる機会を増やしたいと思って実店舗をOPENしました。こうしてお客様にご利用いただけてとても嬉しいです。それにしても1歳の時に木のおもちゃは、価格的な面などで手が出しにくいこともあるかと思います。ましてご両親が買うことになると、お二人の価値観も大切ですよね?I様が子育てで意識していることはありますか?

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I様ご家族

私たちは、子どもたちの「やってみたい」を尊重しようと2人で考えています。例えば、ハサミは2歳前から使わせていますし、わが家の中にもベビーゲートやパーティションなどを一切設置していません。子どもたちは自由に動くので、私がキッチンで料理をしていると、史弥が「やりたい!!」って言ってきます。その時は実際にやらせてみたりしています。なので、ままごともなかよしライブラリーさんのをおもちゃを使っていますが、実はフライパンだけは本物ですね。史弥が「これが良い」と今ではお気に入りです。

なかよしライブラリー お客様の声
本物のフライパンをままごとに
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はまだ

確かにお家にはよくあるパーティションなどがないですね。階段も危ないかなぁと思ったのですが史弥くんはどんどん登っていましたね。部屋の環境づくりでどんなこと気を付けられていますか?

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I様ご家族

子どもが自発的に興味関心に目が向くようにしてあげたいと思っています。子どもの興味は様々ですから、「引き出しは開けたい!」「上のものを取りたい!」「ボタンは押したい!」毎日やりたいことでいっぱいです。でもその都度あれダメ!、これダメと言い続けるのは子どもにとっても親にとってもストレスですので、環境の制限を出来るだけ少なくし、大人と同じ生活ができるよう意識しています。

なかよしライブラリー お客様の声
電子レンジも触ってみたい!変化いすを自ら動かします。
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はまだ

つい、あれはダメこれはダメって言ってしまいますが、あえて大人と同じ制限の少ない環境を与えることで、子どもたちが自発的に動けるようになっているんですね。反対に子どもの自由を制限しないとご両親が大変になるかな。と思ってしまいましたが、実際はお手伝いや、遊びも自分で工夫して遊んでいますし、目の届く範囲での子どもたちの自由は良いのかもしれないですね。

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I様ご家族

自発的に子どもたちの「やりたい」を引き出すためには、なかよしライブラリーさんの家具はとても良いと思います。引き出しが軽く子どもでも持ちやすいし、高さも子ども目線で高すぎない、子育てが随分楽になりましたよ♪

なかよしライブラリーお客様の声
引出しにはおもちゃや着替えが入っているので自分で引っ張り出す。
なかよしライブラリー お客様の声
一番下の段はよく遊ぶおもちゃのコーナー。

日々、子ども家具が生活の一部になっている。

史弥くんの絵本や教材と一緒に世享(としゆき)さんの雑誌も一緒に収納されています。リビングの中央に置かれた【少し大きな絵本たて】は史弥君のお気に入りの絵本がたくさん並んでいます。

子どもたちの【やってみたい!】を引き出すための、道具として【変化いす】はとても便利に使えます。スイッチを入れたり、電子レンジを使ってみたり、キッチンでお手伝いをしてみたり。普段はこうして座りながら使いますが、自分で持って歩いて行ける手軽さも便利。

2階の部屋にはなかよしライブラリーの木のおもちゃ。こんなにたくさんあるんですね。と驚きました。例えば、【物語シアターズ】の限定品については、数個だけの販売でした。よくHPもチェックしてくれていることに感激です。こちらは特注で家や森などの小物を付けています。

まだ上の段は使えませんけど。と話す【ヒノキのチェスト】は昨年お届けしたばかり。引き出しを開けるとヒノキの香りが広がります。

史弥くんが自分の洋服は自分で収納できるように、ある程度場所を決めているそう。一番使いやすい高さに頻度の高いものを収納。引き出しの内部も磨いているので、史弥くんの力でも軽く引き出すことができます。

それにしても木のおもちゃでもかなりの数があります。お片付けが大変ではないですか?。。。。。

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I様ご家族

毎日どれだけおもちゃを出しても片付ける場所を決めているので史弥が自分で片付けてくれます。特に絵本たては中身が取りやすく、片付けしやすい。普通の本棚だと本が倒れたり、そもそもすぐに探せない。だからお気に入りの本も一番目立つ場所にあります♪整理整頓が自然に身についている感じで助かります。

なかよしライブラリー お客様の声
絵本が選びやすい高さに。

様々な木製品の中でなかよしライブラリーを選ばれる理由

木のおもちゃや家具と言ってもたくさんあります。その中でも当社の製品を使い続ける理由について伺ってみました。

なかよしライブラリー お客様の声
動物積み木 まだ乗り降りするのは難しいそう。
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I様ご家族

そうですね。やはり作り手の顔が分かるからというのが大きいです。商品のデザインや触り心地から伝わるもの、ホームページの文章。そして実店舗でのご案内も含めて、人とのつながりを感じます。それに、なかよしさんのおもちゃは大人でも見ていて楽しい!なかなか大人も一緒に遊べるのは少ないですからね。あと、おもちゃ家具ともにデザインも気に入っています。

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はまだ

私たちもこうしてご訪問させていただけると、デザインや製作に活かすことができます。この高さはもっと低い方が使いやすいんじゃないかとか、一回り大きいものを作った方が子どもたちは遊ぶんじゃないかとか。そこに一つお客様が想像していないような+αを付け加えていきたいですね。

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I様ご家族

私たちはなかよしさんの商品に限らず、良いと思うものは出来るだけ現地に出向いたり、店舗があれば店舗に行って買いたいと思っています。通販でも買えますが、ワンクリックで購入はどこか寂しい気もして。。特に神戸店は店長の川添さんと話しながら買えるので満足度がさらにUPしますね(^^♪

自宅でなかよしライブラリーの製品を使うようになってから、子育て支援センターなどに行くと自然に目が玩具や椅子などに向くそうです。「座りづらそうにしているな」「もう少し低ければ良いのにな」など、意外なくらいピッタリ合う商品は少なく、大人目線で作られているなぁと感じることがあるそう。

なかよしライブラリー お客様の声
車セットはお気に入りのおもちゃ。

なかよしライブラリーに出会うまで子ども家具の重要性に気づかなかったというI様。子ども用の製品は家族の役に立っているなとあらためて感じます。

ご家族ご紹介

I様family

世享(としゆき)さん、静佳(しずか)さん、史弥(ふみや)君、知弥(ともや)君の4人家族。2019年に次男のともや君が生まれて4人家族に。 世享さんも静佳さんも、学生時代からモノ作りが好きで、なかよしライブラリーの考え方にも共感するところが多かったそう。

訪問を終えて。。

インターネットで世界中の商品が手に入るようになりました。「わざわざお店に行く」という実体験の重要性が薄れてきているように感じます。【在庫あり】【即日出荷可能】などですぐに届く商品や量販されている製品を買うことは確かに便利です。

なかよしライブラリー

それとは逆行するように受注生産の当社は、お客様が商品を購入するまでのプロセスと、それを使うことで得られるお客様の生活の豊かさや、便利さが最も重要なことだと考えています。史弥くんが日々の生活を見せてくれたように、私たちの製作したおもちゃや家具が生活に役立っているな。と感じられるこの瞬間がやっぱりモノ作り企業として嬉しい。それこそ直販の良さでもあります。

私の母(おもちゃコンサルタント)が「木のおもちゃが本当に良いのは、子どもが想像して遊びを生み出せるから」だと言っています。ボタンを押すと音楽が流れるおもちゃは、同じ動きの繰り返し。そこに新たな創造は生まれにくい。

でも木のおもちゃは、例えば車のおもちゃが、ある時は電車になり、またある時は空を飛んだり、ある時は自分乗っていることを想像して動かしてみたり、車庫に入れて見たり、子どもの創造で遊びが無限に広がります。

なかよしライブラリー

会話の中でI様が「情報社会の中、何が正しいのか何を基準に判断したら良いのか子どもたちに教えてあげる自信はありません。でもモノ・コトを見極める直感を養うためには本物に触れる経験が必要だと思っています。

「生産者の分かる野菜を食べたり使ったり、情報源の確かなものを読んだり見たり。それらができる環境をつくりながら子どもの直感を磨く手助けができたらいいなと思っています。」とおっしゃっていました。

なかよしライブラリー お客様の声

共通するのは、子どもに対して子ども扱いするのではなく、大人と同じように本物に触れ、豊かな感性を育むことが子育てで大切なこと。今回の取材はモノ作り企業として私たちがお客様の具体的に何に役立っているのかをあらためて再確認する意味でも充実した取材になりました。

I様が「子どもたちには想像&創造を広げてほしい」と願いを込めて一つ一つのおもちゃを息子さんにプレゼントしているのは、きっと今の時期、遊びを通じて自由に生活させることが、将来に繋がるからだと考えられているからでしょう。私たちもこういう事例を微力ながらこれから発信し続けていこうと思います。

取材日:2020年1月24日(土)記事/写真【濱田】

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