なかよしライブラリーについて

なかよしライブラリーロゴ

会社案内

社名:なかよしライブラリー

  

法人番号:3490001006481

創業:1986年3月 高知県高知市

設立:2003年3月 株式会社なかよしライブラリー 代表取締役:濱田 創

業態:製造業

工場:高知県香美市・香川県三豊市

店舗:神戸店 吉祥寺店 倉敷店(姉妹店)

取扱商品:木製玩具・家具・遊具・キッズルーム

販路:インターネット通販・幼稚園保育園向け家具の販売

従業員数:47名(2024年2月現在)

取引先:一般顧客、保育園、幼稚園などの法人

 

なかよしライブラリー工場
なかよしライブラリー工場

沿革

 

1986年:高知市上町で濱田正志(現会長)が自宅のガレージで創業

1987年:おもちゃ工房を高知県南国市に移転

1990年:木の表札づくりをスタート ホームセンターに卸売を始める。

2002年:皇室に玩具を納品 愛子様1歳の玩具で使われる

2004年:個人事業として年商1億円を突破 高知新聞に記事掲載

2006年:株式会社なかよしライブラリーを創設

2006年:卸売り事業からの撤退 インターネット通販を開始

2010年:子ども家具をネット通販で販売開始

2015年:事業承継 濱田創が代表取締役となり、正志が会長職へ

2016年:事業拡大により工場を香美市土佐山田へ移転

2016年:兵庫県神戸市に直営店1号店開店

2017年:事業拡大により、おもちゃ工場を香川県三豊市に移転

2019年:あかちゃんセットが林野庁長官賞受賞

2019年:車セットがグッドトイ受賞

2019年:神戸市の誕生祝品事業(こべっこウェルカム)事業者に選定

2020年:キッズルーム事業が高知県地場産業奨励賞を受賞

2020年:高知県香美市と誕生祝品事業配布事業者に選定

2021年:高知県土佐清水市と誕生祝品事業配布事業者に選定

2023年:岡山県倉敷市にももくり美術館開店 木の雑貨を扱う

2023年:武蔵野市吉祥寺に直営店2号店開店

 

なかよしライブラリー工場

私たちの役割について

木材という持続可能な資源を使い、お客様に幸せを届ける会社です。

なかよしライブラリーレンタル

私たちは木材という持続可能な資源をお客様にとって価値のある商品やサービスにし、人々の住環境や生活をより豊かなものにしていくため日々一生懸命に取り組んでいます。

何を作っている会社か

国産材を使用し、家具・玩具を製作しています。

何を作っている会社写真

私たちは商品開発から販売までを自社で行っています。お客様の声を直接聴くことで資産として改善に活かすこと、良い商品を中間マージンを発生させずに最もお客様にとってお買い求めしやすい金額でご提供するためです。

こうした社会を目指しています

国産材利用を促進することで、持続可能な森林資源を循環させ自然素材で人々の暮らしを豊かするために一生懸命です。

何を作っている会社写真

世界第3位の森林率を誇る日本での国産材の需給率は45%ほどです。ほとんどが単価が安く安定して供給できる外国材にとって代わられています。別の側面では間伐できない山々が放置され、災害が起こったり、林業の担い手不足が深刻な問題です。私たちは国産材を使うことを軸として、価値のあるプロダクト、サービスを提供し続けることで、社会が自然素材や循環し得る資源の活用に意識が向くように、まずは会社の大きな取り組みとして国産材の活用と子どもたちやその家族に豊かな住環境を届けることを日々行っています。

事業内容紹介

法人向けキッズルーム事業

なかよしライブラリーキッズルーム

法人(カーディーラー・病院・銀行・ハウスメーカー)のキッズルームに国産材のキッズルームを提供しています。

ネット通販事業

なかよしライブラリーHP

自社のオンラインショップのみでの販売です。通販モールには出展せず、お客様の声を直接聴き、製品づくりや、新たな企画開発のヒントを得ています。

保育園向け
家具・遊具販売事業

なかよしライブラリー保育家具

全国の幼稚園、保育園様向けに室内提案から家具遊具の提案を行っています。地域材の活用が見直されている昨今、当社の国産材の商品づくりは、その希少性と、オーダーメイドが可能なことから、全国の保育施設からご依頼をいただいております。

店舗

なかよしライブラリー実店舗

神戸店、吉祥寺店の2店舗と姉妹店の【ももくり美術館 岡山県倉敷市】があります。木の香る店内で、木のおもちゃや雑貨、家具をご覧ください。

代表あいさつ

なかよしライブラリー経営者

幼少期から両親が営んでいた木工所の中で育ちました。幼少期には高知県にもたくさんあった木工の会社や製材所は少なくなり、林業も衰退産業の一途を辿っている昨今、国産材に再び熱を込め、世代を超えて愛される木製品を世界中に広げたいと思い兄弟で父の会社を引き継ぎました。木製品は幼少期から大人になっても愛着を持って使えます。自然の香りで室内環境も豊かになり、子育てもより豊かになります。我々なかよしライブラリーは国産材に付加価値を付けることで、世界に流通できる製品やサービスを作っていくために一生懸命取んでいます。
代表取締役 濱田 創


 

廃校になった小学校の建物を利用した、木のおもちゃ工場

私たちは香川県の旧財田上小学校の校舎を木のおもちゃ工場として利用しています。体育館は地域に開放、雇用促進については、県内外からインターン生の受け入れから雇用まで、地域活性を精一杯取り組んでいます。
なかよしライブラリー三豊おもちゃ工場 また、当社の顧客である、一般のお客様、幼稚園・保育園、取引企業先等の招いての木育体験活動やイベントを開催しながら、地域の魅力発信や木について身近に感じていただける活動にも取り組んでいます。

なかよしライブラリー三豊おもちゃ工場

体験を重視する実店舗の役割 

なかよしライブラリ―実店舗

神戸店の1階は木のおもちゃ2階には家具を展示しています。また1階奥には親子で遊べるプレイルームを完備。(1時間880円~ご利用可能)都会でも家族で木に触れられる空間を提供することで、親子でホッと落ち着けること、木の気持ちいい空間で乳幼児が身体を思いっきり動かせること等、地域で木に触れ、木の気持ちよさや木製品の良さを広げています。コンセプトは「学べて、遊べて、くつろげる」こと。子どもたちが遊ぶことで発達に役立つ有意義な時間になるように、素敵な居場所作りを進めていきます。

なかよしライブラリー神戸店

イベントを通じて社会へ還元

・クリスマスアートイベント

なかよしライブラリーイベント

神戸市元町5丁目商店街で、当社が主催しているクリスマスツリーアートイベント。お店の認知度を上げることも目的の一つですが、元町商店街を盛り上げ、子どもの「やってみたい」を引き出すイベントを発信しています。これ以外にも毎月店舗では子育てに役立つイベントを随時発信しています。

・森のせせらぎ写真会
なかよしライブラリーイベント 神戸六甲山の一角を【森の世話人】として借りています。六甲山に広葉樹を植える植樹活動や普段機会がないと入らないような森の中で、自然をお客様に身近に感じていただきたいと思っています。参加へのハードルが高い小さなお子様連れには、気軽に参加しやすい写真会や、ピクニックなどを初回活動として、年に数回の活動を実施中です。

・森の世話人活動
なかよしライブラリーイベント
なかよしライブラリーイベント 神戸市の六甲山系のグリーンベルト整備事業の一環で【森の世話人】として当社が登録をしています。地元企業が中心になって、六甲山を土砂災害から守るため、下草狩り→植樹活動までの一つのサイクルとして、なかよしライブラリ―も担当の整備のエリアで活動しています。地元企業のネッツトヨタ神戸㈱様や地元エベイユFC様、それに共感していただいた企業様や個人様が参画していただいてその輪は毎年大きくなっています。

・木育ワークショップ
なかよしライブラリーイベント
なかよしライブラリーイベント
なかよしライブラリーイベント レンタル導入先企業様とのコラボイベントとして、毎月木育ワークショップを開催しています。年に6回のペースで入れ替わる季節のワークショップはお客様から大変好評をいただいております。トンカチとボンドで簡単に出来上がる工作。対象年齢は2歳~シニア層までと幅広く化粧品店、カーディーラー、ホテル、歯医者、保育園、カフェ等様々な場所で開催しています。気軽に木に触れることで子どもたちには楽しめる木工という教育の観点からも、大人には木育という木に付いてのご説明などを加えてイベントを楽しんでいただいております。

私たちの社会貢献

私たちは木製品を創造することで、子どもたちの未来、地球の未来に貢献していくことに一生懸命取り組んでいます。



  • 梱包資材は極力プラスチック製を使用しない努力をしています。

    梱包材には出来る限り、エアキャップ(プチプチ)などのプレスチック製品を使用せず、自然に近い状態でお届けできるよう配慮しています。エアキャップを巻かないと配送保険の範囲外になってしまいますが、それでもお客様宅での梱包資材の手間暇と大量のごみを考えると地球に優しい方が良いに決まっています。簡易梱包に皆さんご理解をお願いします。

    梱包材
    梱包材
  • 端材は町の緑化や街路樹の除草に再利用しています。

    端材は専用の工場でチップとなり、そこから町の街路樹の除草用チップなどに循環しています。

    端材
  • おがくずは牧場から、そして土に還ります。

    なかよしライブラリーの木を削った後に出る木材の削りカス(おがくず)は全て、廃棄せずに【牧場】【動物園】【乗馬クラブ】に【畑】の事業者の方に引き取ってもらいます。動物のトイレにには消臭効果としてヒノキの香りが効果を発揮し、その後、畑の肥料に戻っていくという循環が出来ています。もちろんそのまま畑にまいても、除草効果や土の柔らかさを保つ効果が出ます。

    おがくず
  • 植物由来の塗料を使っています。

    なかよしライブラリーのおもちゃと家具は亜麻仁油を主成分とした、天然オイルを使用しています。 空気を汚染しない塗料は、子どもたちや家族にとっても優しいのです。

    天然オイル
  • 日本の山で採れた木だけを使います。

    家具は高知県のヒノキと奈良県の杉の木を使います。おもちゃの材料は、岐阜・北海道・秋田を中心とした 広葉樹を使います。山にしっかりと手が加えられ、国内で消費していくことが山の維持、国内の木材需給率に 貢献していくことに繋がっています。

    国産材
  • 木材は太陽の力だけで自然乾燥を行います。

    天然乾燥は自然の力だけで木材を乾かします。
    人工乾燥に比べ時間と手間がかかりますが、程良い含水率(気に含まれる水分量)が維持できます。 天然乾燥をすることで、木は適度な湿気を含んだまま製品となりますので、オイルを塗った際の艶が増します。子どもたちが 使う商品だからこそ、手触りにとことんこだわっています。

    自然乾燥


私たちは持続可能な開発目標(SDGs)の7番・12 番・15 番に取り組んでいます。

なかよしライブラリーの製品の強み

1100%国産材・自然素材で化学物質不使用
赤ちゃんが口に入れても安全な材料にこだわります。

なかよしライブラリーの製品は国産材を使用します。樹齢は70年以上。高知県の四万十周辺の天然木を中心に、用途に合わせて全国各地から厳選した材料を調達しています。また、それらのほとんどを丸太の状態で仕入れ、節が少なく色のきれいな部分だけを選んで使用しています。とてもぜいたくな使い方ですが、製造中の磨きの段階では、木材がツルツルに磨き上げられ、子どもたちの手に届くころには光沢のあるとても素晴らしい商品になっています。着色をしないのは木が本来持っている色をそのまま生かすことで、人工的には出せない奇麗な色や木目を体感してもらえることから。そして何より純粋無垢な木は無害で、安心して使えるからです。子どもたちには小さいころから“本物”に触れて感性を磨いてほしいと願っています。

2子どもたちのための製品づくり専門メーカー。
保育士×職人が作り出す木のおもちゃと家具。

保育の現場や実際に保育士と働いてきた経験がのづくりに活かされています。電池式で動くおもちゃは最初は興味津々で楽しく感じるのですが、動きが同じなのですぐに飽きてしまいます。なのでおもちゃを選ぶとき、小一時間遊んだ程度で「これが良く遊ぶね」と親の目線で決めてしまうのはとてももったいないこと。そのおもちゃが、遊びを通じて、子どもに何をプラスにしてくれるのかを知る必要があると考えています。なかよしライブラリーが手仕事にこだわっている理由の一つは、“主体的に遊べるから”です。自分で操り、自分で創造して考えられるおもちゃの方こそ、遊び方は何通りも発見でき、子どもの自主創造性を伸ばしてくれると考えています。主役はあくまで子どもたち。おもちゃは子どもの発達を促す道具であるよう世の中に新しいものを生み出し続けたいと考えています。

3日々の子育ての現場から生まれる製品。
ロングセラーの秘密。

創業30年以上。一貫して子どものためのものを作り続けてきました。デザインは全て自社オリジナルです。近年は同様の製品も数多くインターネット上に出てきており類似品も多くあります。見た目が同じでも、その製品に込めた思いは違います。

重度の障がい児施設で学んだ、危ないな、使いにくいなと感じた製品

なかよしライブラリー創業前の1980年代。じっくりと子どもたちと向き合いたいと思って選んだ職業でしたが、子どもたちが安心して遊べるおもちゃがいかに少ないか思い知らされました。角が尖っていたり、表面が有害な塗料で覆われていたり日々心配事はつきなかったのです。

小さな工夫が大きな使いやすさに影響する

ないなら、作ってしまえばいい。ということで、自作で木のおもちゃを作るようになったのが創業のきっかけです。角は丸く仕上げないと危ないし、赤ちゃんの手には小さなささくれでも刺さってしまいます。また、積み木の角は丸くないと、積み上げるだけじゃなく投げるお子さんもいます。絵本をとりたくても、肩の高さ以上モノを持ち上げられないので、その高さの家具は使えない、椅子があっても重たくて持てないなどなど。。。

子どもたちと日々関わっていく中で少しの工夫で、家具もおもちゃも使いやすく変化することが分かり、その工夫を30年経った今も商品づくりに反映しています。それこそ、30年以上支持され続けている理由だと考えています。

4製造直販だから、材料の出どころから製造風景までを公開できる。原材料から製品になってお届けするまで製品の一生に責任を持ちます。

私たちは自社デザイン、自社販売、そして材料調達から製造まで全てを自社で行います。モノの流通が便利な時代ですので、商品を扱い販売することは簡単にできます。しかし、国産であるとうたいながらも、製造元は海外であったり、材料の出どころが不明なまま商品を販売しているケースも多々あります。

なかよしライブラリーは自分たちが安心して使える、加工できるものだからこそ自信を持って子どもたちにも提供できます。この製品はいつどこで採れた木で、誰が加工し、いつ商品になったのか、それらを全て、胸を張ってお客様に開示できる。そんな安心と安全の製品をお届け致します。