GOOD TOY AWARD 2024
オバケの神経衰弱
2018年に社内公募から生まれた「オバケの神経衰弱」ハロウィンの企画品として販売開始しましたが、大変人気だったため定番で商品化。店舗でもWEBサイトでも表情豊かなオバケたちがかわいいと評判です。この度【good toy 2024】に選出されたことをご報告致します。
商品概要
親子やお友だちとの笑顔が繋がり、心の思い出のきっかけとなれるよう制作しました。おばけの神経衰弱は、国産材の朴の木とカバの木を張り合わせた後、糸鋸を使って一つ一つ丁寧に切り抜いています。おばけの形は2種類、お顔はそれぞれ6種類あり、月齢に合わせて難易度を調節しながら遊ぶ事ができます。神経衰弱としてはもちろんのこと、積んだり並べたり飾ったり、物語を作ってお話を膨らませたりと遊び方は無限大です。
開発経緯
小さな頃から携帯ゲームやスマホに触れる機会の多い中、玩具というツールを使って親子やお友だち同士のコミュニケーションに親しみをもてる場を提供したいという思いがあり、自然な色味を生かしたおもちゃは作れないだろうかと、約2年かけてイメージを膨らませていきました。そしてハロウィン限定のおもちゃを開発したいという思いをきっかりに開発をすることに至りました。
2年連続の受賞
昨年、当社では【ねこパッチン】がグッドトイ大賞に選出されました。今年は3商品を申し込み、1つが受賞。嬉しい2年連続の受賞です。
製作風景
日頃はおもちゃ工場で受注生産で製作されています。緑色の朴の木と白いシナの木を貼り合わせて、レーザーで抜いていきます。焼けて黒くなった跡がアクセントになり、おばけの表情をより豊かに表現してくれています。
職人の手作業によるおもちゃ作り。なかよしライブラリーでは手仕事を大切にし丁寧なモノづくりでお客様の元へお届けします。
発案者コメント
グッドトイの受賞を受け、なかよしのブランド力と携わってくれている皆さんのお力添えがあり、今回受賞ができたのだと思います。
そして、たくさんのお客様に知っていただけている事も、本当にありがたい事だなと感じています。
神経衰弱は誰もが知っていると思いますが、子どもの自由な発想で遊び方を見つけ楽しんでほしな。そんな思いを込めています。
子どもたちにとって、また一緒にいる周りの大人にとっても幸せな時間を提供できるよう、これからも玩具職人として成長し続けていきたいと思います。
グッドトイとは?
「おもちゃ選びを楽しく、豊かなものに...」という願いから、
約40年前から認定NPO法人芸術と遊び創造協会が開始。毎年、おもちゃの選考を行っています。
全国12のおもちゃ美術館に常設展示室を設けるほか、おもちゃコンサルタントの子育て支援の場「おもちゃの広場」や「難病児の遊び支援」の活動で使われ、高齢者福祉の現場や、子ども食堂への支援などでも導入されています。
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