こんばんは。やなせたかしさん(アンパンマンの生みの親)が高知県の香美市出身ということで、やなせたかしさんの生まれ故郷である香美市。 朴の木の【朴の木公園】へ行ってきました。
自分は控えめで、たとえ傷ついても、周りの人の事を大切に思う気持ちをやなせさんの詩から感じれます。そんな強い心から、アンパンマンが生まれたのかな。「何のために生まれて、何をして生きるのか・・・・」
なかよしライブラリーも今月で17期目を迎えます。家族、社員やお客様、取引先、自分より周りに目を向け周りが喜ぶ仕事ができるように1年頑張っていこうと思います**
おもちゃの材料干します
さて南国市亀岩に場所は移り、今日はこの先数か月のおもちゃの材料の桟木積みの日です。
丸太を市場で購入し、製材所で板にしてもらった木が沢山入ってきました。
本日仕入れた木は、桜、朴の木、ケヤキ、クワの木、キハダ、クリの木、カヤノキの7種類です。やなせたかしさんの愛した朴の木も使いますよ。
伐採したての木は、水分をたくさん含んでいます。
とっても重たいのです。
御存知の通り、木は伐採後すぐに使うことはできませんので、これから最低でも約半年間は天日干しをして乾燥の工程に入ります。(天然乾燥の場合)
そのために、板を並べていくのですが、木と木の間に桟を入れて空気の通り道を確保してあげることで、カビの発生を予防し、反りや狂いの少ない材料が出来上がります。
コツはこうして、桟の感覚を一定にして積んでいくこと。水分を含んだ木材は小さな板でも相当な重さになります。それが何段にも重なるもんですから、それはそれは重いです。
重量が均一に分散して掛かるようにするには、この桟積みが丁寧かどうかで、材料として使えるかどうかが決まります。(とっても大事な工程なのです)
上が朴の木、下が栗の木ですが、桟の位置が握りこぶし一個分くらいズレちゃいました。ピタッと揃えるのは意外と難しい。
糸鋸でおもちゃの形に板を切って製品ができていく工程は見ていてとても楽しくて、職人にとっても日の当たる場所です。でもこの材料調達と管理こそ木工加工の最も大切な部分です。
この材料を丸太から製材し、丁寧に並べて、半年後にようやく使えるのです。
普段はあまり見ることのない板の天日干しの様子。
こうして自分たちで全工程にチェックを入れるからこそ
お客様に安心安全を自信をもってお届けできます。
3,000円の歯固め一つ作るにも、伐採から随分と時間がかかっていることを
分かっていただけるとお値段の意味もより深いものになってくると思います**
さあ、あと2日間分残っています。久々の体力仕事頑張ります。ではまた♩