家具工場の製作風景

家具工場の製作風景

高知家具工場

今日はなかよしライブラリー高知家具工場から製作の様子をお届け。工場の中の様子は日頃お客様に見えないもの。少し覗いてみましょう。

なかよしライブラリーではお客様からご注文をいただいた製品をご注文毎に一つづつ丁寧に作り上げていきます。在庫はとってないので、全て注文が入ってからお客様の名前ごとに作り上げていきます。各工程を担当の職人が分業し、一つの家具を作るのに10名以上の職人の手が入ります。

1人の職人が全て製作する訳ではないので、何よりも大事になることが、品質の維持です。職人一人一人の技量によって商品の仕上がりが異なることのないように連携を取りながら製作しています。

だから、職人全員が同じ方向性を向いて製作することがとても大切。その一番大切にしていることは。。。

自分の大切な人に届ける気持ち製作すること

お客様が届いて喜んでもらえること、角が丸くなっていて安心安全はもちろんですが、何より「写真で見るより実物は全然良かった!!」「想像以上!」と思ってもらえるくらい、心込めて作っています。

全ての商品に共通することですが、なかよしライブラリーの商品はどこに触れてもツルツルです。それは思わず頬ずりしたくなるレベル。さらにその手触りが家具の裏面や本が収納されて見えなくなるような、内部まで全て。

製造の様子

NC加工機でパーツを加工した後は仮組を行います。本物の木を使いますので木が反ったりすれば上手く入らないことも。湿度などによっても変わります。自然素材は扱いが難しい。

小型の機械も使いながらパーツを作っていきます。

加工によって機械の刃も交換します。

組立前のパーツをまずは手持ちの機械で研磨します。

中の仕切り板の角の面をきれいに研磨。

出来上がるとこんな感じになります。

組立前の板の状態でこれだけの研磨を行います。子どもたちがどこを触っても気持ちいい!が伝わるように、手を抜かず丁寧に磨きあげます。

そうして完成した家具は360度どこに触れてもツルツル。家具の横を通り過ぎる時、サッと手が出てしまうくらい「触りたくなる」レベルに仕上がります。

そして組立てを終えると塗装の工程に入っていきます。

自然塗料を塗りこむと、研磨した木肌に艶が宿り光出します。

それを拭き残しがないように、木に浸透させながら拭きあげます。

塗料が乾いた後も水分を吸って、毛羽だった木肌をさらに研磨していきます。

最後は丁寧に梱包。一つの商品に各工程の担当者が手を加え、一生ものの家具を製作しています。

高知から全国に子ども用家具をお届けしますので、皆さまこれからもHPにブログにのぞいてみて下さい♪ではまた。なかよしライブラリー高知工場より~

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この記事を書いた人

名前:そう
役割:代表取締役
出身:高知県
よくいる場所:高知工場・本社
好きな木:庭に植えているトチの木とケヤキ
好きな言葉:革新的な思考を考えるより古い思考を捨てること
ブログは自分が日々思うことをツラツラと書き綴っていますので、とっても暇な時に見て下さい。家族は3人。ペットは庭の除草をしてくれるヤギを飼っています。築130年の古民家で暮らしています。

高知工場・本社