新生児との暮らしが始まって、気づけばもう半月。
「可愛い」という言葉を、人生で一番使っているんじゃないかと思うほど、愛しさでいっぱいです。
わが家では、生後3日目から絵本を読んでいます。
新生児の視力は 0.01〜0.02くらいといわれていますが、絵本を読むと、小さな手足をバタバタさせて、全身で反応してくれました。
絵や内容は分からなくても、声の温もりは届いているんですね。

『ぽんぽん』(作・絵 真珠まりこ/ひさかたチャイルド)
絵本を読む時間は、子どもとの繋がりを感じられるひととき。
読んで“あげている”というより、絵本を“共有している”感覚は、私自身を幸せな気持ちにさせてくれます。
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「童話館ぶっくくらぶ」というサービスをご存じですか?
1982年から続く絵本の定期便で、子どもの年齢や成長に合わせた絵本を毎月届けてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのか分からない」「つい似た絵本ばかり選んでしまう」という方に、おすすめのサービスです。
このたび、童話館ぶっくくらぶが、なかよしライブラリーとコラボレーション!
童話館おすすめの絵本と、なかよしライブラリーの絵本棚がセットになった商品が誕生しました。
今回は、このコラボを記念して、童話館出版の絵本の中から3冊をご紹介します。
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おすすめ絵本3選

『モーっていったの だあれ?』
ぶん : ハリエット・ツィーフェルト
え : シムズ・ターバック
やく : はるみ こうへい
出版社 : 童話館出版
カラフルな動物たちが登場する“めくりしかけ絵本”。
ある朝、おんどりが「コケコッコー」と鳴くと、「モー!」という声が返ってきました。
「だれかが、モーって いったんだけど、あんたかい?」
おんどりは、ブタやイヌ、ヒツジなど、いろんな動物に聞いて回ります。
めくるたびに鳴き声が聞こえてきそうな、リズミカルな展開。
親子であてっこしながら楽しめる、声に出して読みたい1冊です。
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『わたしのて』
ぶん : ジーン・ホルゼンターラー
え : ナンシー・タフリ
やく : はるみ こうへい
出版社 : 童話館出版
子どもの“手”が主役の絵本。
ボタンをとめたり、絵を描いたり、撫でたり、叩いたり──。
小さな手は、たくさんのことができます。
まだ赤ちゃんの息子の手は、小さくて、やわらかい手。
指にそっと触れると、ぎゅっと握り返してくれます。
読み終えた後、その手に、優しく触れたくなる1冊です。
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『わたしのおうちあなたのおうち』
作 : マウリーン・ロフィー
訳 : さがのやよい
出版社 : 童話館出版
いろいろな動物のおうちが登場する、しかけ絵本です。
窓や入り口の小さな穴から、次のページがちらり。
ページをめくる前から「だれのおうちかな?」と想像がふくらみます。
「ここは○○のおうちでしょうか?」というくり返しは、親子でやりとりしながら楽しめるポイント!
自分でめくる楽しさも味わえるので、小さなお子さんからおすすめしたい1冊です。
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おうちで楽しむ 親子の絵本時間

親子で絵本を楽しむ時間は、子どもたちの好奇心や想像力を育ててくれます。
なかよしライブラリーと童話館のコラボで生まれた絵本棚とともに、絵本のある暮らしを始めてみませんか?
おうちで過ごす毎日が、より心地よい時間になりますように。
