本物へのこだわり
昨日、新潟県で認定こども園などを運営されている岡山福祉会様を訪問してきました。 園内では、僕たちが製作する「なかよしライブラリー」の木製家具や遊具を長年ご愛用いただいています。

連日大雪だった新潟。この日は珍しい晴れの日。新幹線で県境トンネルを越えると一面の雪景色。園庭ももちろん真っ白。午前中に子どもたちがソリで遊んだ後がありました。南国育ちの僕にとっては新鮮な光景です。

そして、庭にはアヒルや山羊の姿も。それだけでなく季節の野菜を自家栽培できる畑も完備*土に触れ、動物と触れ合う。そんな日常が、子どもたちの感性を豊かに耕します。
数年間オンラインやメールだけのやり取りだったので今回は初めての園訪問。改めて感動したのは、岡山福祉会様が徹底している”食育”へのこだわりでした。

1日の始まりは「出汁作り」から
調理室の朝は、鰹節や昆布から丁寧に出汁をとることから始まります。 食品添加物は一切使わず、メニューには必ず発酵食品を取り入れる。自園調理だからこそできる「本物の味」を毎日作っています。
驚いたのは、お米や野菜の仕入れです。 問屋を通さず、生産農家さんと直接契約。玄米で仕入れ、自園で精米まで行っていること。
現代の子どもたちが抱える「食」の課題に向き合う
共働き世帯が増える現代、どうしても食事の栄養バランスは偏りがちです。
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食物繊維不足による幼児期の便秘
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加工食品の摂取による塩分過多や将来の高血圧リスク
こうした課題に対し、岡山福祉会様が掲げるテーマは「昭和の家庭料理」。 献立会議では、「子どもが飽きないか」「季節感はあるか」「彩りはどうか」と試食と議論を重ね、1週間分の献立を作り上げているそうです。
生産者と直接つながることでコストを抑え、保護者の負担を増やさずに「無添加の食事」を提供し続ける。対外的に良く見せるために、無添加給食をアピールすることはできても、それを継続して行っていく、しかもすべての食材を無添加で提供することはかなり難しいと思います。それをやりきる。という思いを感じました。
食べたものが、その子の「一生の味覚」を作る
僕も実際に、その無添加の給食をいただきました。 一口食べて感じたのは、「体が喜ぶ、優しい味」。特に精米したての玄米ご飯の美味しさは格別でした。
幼少期にこの「本物の味」を知ることは、一生の財産です。 たとえ大人になって外食が増えたとしても、この場所で覚えた優しい味に、きっと心と体が帰ってくるはず。

本物の「木」と本物の「食」
なかよしライブラリーが届ける「国産のおもちゃと家具」も、岡山福祉会様の「無添加の給食」も、”子どもたちに本物を届けたい”という根っこは同じです。
健やかな体を作る食と、豊かな心を育む木の空間。 この素晴らしい環境の中で、子どもたちがのびのびと育っていく姿を想像し、胸が熱くなる訪問となりました。

子ども園も見学
子ども園には部屋の仕切りのパーティションやブランコの遊具、ルームプレートや木のおもちゃなど、過去に僕たちが作らせていただいた商品がたくさん。久しぶりに保育現場を見学させていただき、使い込まれた自社商品をみると嬉しい気持ちになります。色も飴色に濃くなり、大切に使っている様子が伺えました。

食も、ものづくりも手間暇かけて作ると、使う人にもその気持ちは伝わり大切に扱ってくれます。今回の訪問で改めて自社の強みとブレてはいけない芯を再確認できました。
岡山福祉会様、温かいおもてなしと貴重なお話をありがとうございました!

