よく神戸店に来てくださるお客様。
いつもハットをかぶっていて、仕事帰りにふらりと寄ってくださいます。
お店の2階がもうすぐ絵本コーナーになるとお話をしたら
次の日に、1冊の絵本をお店にプレゼントしてくださいました^^
『山の上に一台の電話があります。
今日もだれかがやってきました。
線のつながっていない
その電話で話をするために・・』
胸にグッとくるお話です。
閉店後に一人で読んで泣きました。笑
携帯電話で、いつでもどこでも誰とでもすぐにつながることができる時代でも
伝えたいことがあるのに
もう伝えることのできないことはありますよね。
そんな想いをもっている人はたくさんいるだろうなぁ。
携帯電話で、いつでもどこでも誰とでもすぐにつながることができる時代だからこそ、
もう伝えることができない想いを消化するのも、
上手じゃなかったりするのだろうかな。
明日は、東日本大震災から9年。
『かぜのでんわ』はそのときにかかれた絵本だそう。
* * * *
お店に来る、子ども達に
『お電話ボックス』という木のおもちゃが人気なんです。
『おもちゃ』だけど、子ども達にとっては、『ホンモノ』
創造の世界では、本当にどこにでもつながってしまいます。
そんな姿を見ていると、子どもはすごいなぁと感じます。
いくつになっても、どんな時代になっても、
心の中に、そんな広い世界を持ち続けたいです^^♪