こんにちは。なかよしスタッフ、管理栄養士の濱田です。
私は冬のみかんが大好きです。高知には、仏手柑、ゆず、文旦、山北みかんなど、美味しい柑橘がいっぱい。
みかんの皮を干して作る陳皮(ちんぴ)
今回は、みかんの皮を干すだけで、とっても美味しく活用できる陳皮の作り方をご紹介します。
陳皮(ちんぴ)とは
陳皮(ちんぴ)は、みかんの皮を1年以上乾燥させたもので、中国では、昔から漢方薬の原料として使われてきました。「陳」とは古いものという意味で、古いものほど薬効に優れているということから陳皮と呼ばれるようになったそうです。
みかんを食べる前に表面の汚れなど、濡れふきんなどで丁寧にふき取り、カビがこないように湿気や水分に気を付けながら、干し網やザルに並べて2週間ほど陰干しします。私は剥いた皮をそのまま干していますが、はじめに小さく刻んでおくと後の作業が楽です。
時々裏返したりしながら、日に日に乾燥していく変化も楽しんでいます(雨の日にはご注意を^^)
フードプロセッサーで少しずつ粉砕
乾燥したら、フードプロセッサーで粉砕します。乾燥後は皮がとても硬くなっているので、粉砕時の音も大きく、少し根気のいる作業ですが、お部屋いっぱいにみかんの香りが広がります^^
※粉砕していると、細かな粉が舞うので、新聞紙を敷くことをおすすめします
因みに、クイジナートのプロセッサーは強度があっておすすめです。
保存瓶に入れて1年ほど保存が可能
15分くらいかけて、フードプロセッサーで少しずつ粉砕したものがこちら。↑みかんの皮6個分です。
瓶に乾燥剤を一緒に入れて保存。皮が大きい陳皮と粉の陳皮を、茶こし出ふるって分けて保存しておくと、料理によって使い分けができて便利です。
自家製陳皮のおいしい活用法
茶こしに通らなかった大きめの陳皮は、はちみつ漬けにして、パウンドケーキに加えたり、陳皮茶・紅茶として楽しんだり、酢飯に加えるのもおすすめ。私はお正月に陳皮を酢飯に混ぜ込んで稲荷寿司をしました。さわやかでとっても美味しかったです。
おすすめは陳皮塩
粉にした陳皮は、塩を加えて陳皮塩を作っておくと便利で、天ぷらやお刺身にもよく合います。そのまま汁物、酢の物、サラダの仕上げのアクセントにしたり、お菓子などクリームのトッピングや、ハチミツを加えたヨーグルトにもあうので、見た目にもきれいで美味しく楽しめると思います♩
みなさんいかがでしたか?陳皮には、リラックス効果によるストレスの改善や免疫力の向上、血行促進、糖尿病の予防や花粉症などアレルギー症状を緩和させる働きの他、美肌効果も期待できるといわれています。
自宅でも気軽に作れる陳皮。作ってしまえば長く楽しめるので私も冬の間、沢山活用してしてみようと思っています♩みなさんもぜひ作ってみてくださいね
それでは^^