工場を人が集まる複合施設に!
さてこの度購入した旧財田上小学校を複合施設に変えるプロジェクトを紹介させていただきます。2026年4月に購入した弊社の自社工場である旧財田上小学校を今後2〜3年かけて自分たちの手と地域の方々、お客様のお力を借りて人が集まる複合施設に変更していきます。
最初になかよしライブラリーのことを初めて知ったお客様のために、改めて、株式会社なかよしライブラリーの代表の濱田です。

私は2015年に家業を引き継ぎ、11年間同社を運営してきました。我々とっての最近の大きなトピックは約40年間高知県で続けた工場を離れ、ここ香川県に工場ごと移転してきたことです。これまで会社を支えてくれたメンバーや地域と離れたのも今回のプロジェクトの決め手になった小学校の廃校利用があったからです。
我々はこの廃校になってしまったここ旧財田上小学校を、木のおもちゃ・家具工場として運営しつつ、一方で地域に開放した複合施設として再生し、廃校を今の時代にあった付加価値をつけていきたいと考えています。
我々は国産材を100%使用し自社で開発した製品を全国のご家庭や保育園にお届けしています。「子どもたちの豊かな成長を創造する」 をキーワードに子どものいる家庭に向けたサービスを展開しています。自宅や学校ではできない体験をこの小学校を使って実現させるべく、応援してくれる方を幅広く募集したいと思います*

プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、主に北校舎部分(上写真上部)の改装工事を行います。大きく変更する部分としては、まず用途の変更。小学校としての役目を終えた建物を今後体験型複合施設へと用途を変えて付加価値を出していこうと考えています。


地域の課題
ここ財田町は三豊市の南部に位置し、徳島県と接する山あいの地域です。香川県では数少ない水源を有する地域であり、香川用水の水源エリアとして豊かな水に恵まれています。自然豊かな里山の風景が広がる一方で、若い世代の流出や高齢化が進み、空き家や廃校の増加といった課題も抱えています。私たちが引き継いだ旧財田上小学校も、そのひとつです。こうした人口減少による過疎化は、世代間の交流機会の減少や地域内での孤立を生み、近年懸念されている災害時の避難体制にも影響を及ぼしています。

我々の提供できる価値
私たちは、この場所を単なる製造工場としてではなく、地域の人が自然と集まり、世代を超えてつながることができる場所として活用していきたいと考えています。木のおもちゃや子ども家具づくりという私たちの強みを活かし、「遊び・学び・体験」ができる場づくりを進めるとともに、地域雇用の創出にも取り組んでいきます。普段は親子や地域の方々が集う楽しい場所に。そして災害時には、地域の皆さんが安心して身を寄せられる場所に。私たちは、地域とともに未来をつくる会社として、この場所から新しい価値を生み出していきます。

どんな人が利用する施設
子育て中の地域のお客様、保育園、幼稚園の先生方、クラフト好きな方が利用したくなる施設を考えています。我々の専門分野であれば子どもたちにとって居心地の良い環境を提供できると考えています。これまでは商品がお客様との接点でしたが、この施設では体験価値をさらに高めること、そして地域連携を積極的に行い、地域に対して貢献できる価値を提供します。

具体的な改装計画
外観や廊下などの階層は行わず、部屋も出来るだけそのまま利用します。卒業生の方々や今の親世代が訪れても「懐かしい」が感じられる雰囲気です。第一段階の工事として北校舎部分に着手します。まずは地域開放を目的に日帰り体験ができる施設として、食堂とキッズルームの改装をメインに進めます。

理科室(2F)→ワークショップスペース
既存の設備はそのまま使用し、木工ワークショップや子どもたちが自由に創作できる場所を提供します。2026年の夏休みに利用に向けて、まずは木工ワークショップを開催します。子どもたちが自由に創作できるフリープランや、私たち木工職人がレクチャーするお箸作り教室などを開催予定です。

図書室(2F)→キッズルーム
0歳〜3歳が利用できるキッズルームに改装します。今回大きなメインは推定樹齢200年の穴あき丸太(高知県の神社の御神木 下写真)を使った長さ2メートルのトンネル遊具です。約1ヶ月をかけて中身を綺麗に研磨しました。そして大型の滑り台が配置されます。ここの床はヒノキを使い、子どもたちがのびのびと遊べ、天然木の香り、手触りなど五感を使って体験できるキッズスペースにします。

さらにこの図書室では自社の木のおもちゃだけではなく、世界中のおもちゃを地域(一般家庭)に貸し出せる仕組みを作りたいと考えています。一般的に木のおもちゃは高額なことから贈答用としてのニーズが多く、ご家庭でたくさん遊ぶことが難しい。私たちは世界中の木のおもちゃ(ジャンルは知育、創造、感覚、など様々)約50点を地域の利用者に貸し出せるサービスを始めることで小さい頃から木のおもちゃを無理なく利用できる環境を整えていきたいと考えています。

音楽室(1F)貸し工房へ

音楽室は外部へのアクセスがしやすいこともあり、誰でも予約制で利用できる貸し工房にします。社員は休日に普段の仕事では作れないような作品を作れます。一般の利用者にもメリットは多く、ホームセンターなどで見る機械以外にも、木を削る工作機、研磨機、カットする機械など充実の機械を安全操作のもと使っていただけます。
社内で出たヒノキの端材なども使っていただく仕組みを整え工作を身近で楽しめる環境を整備していきます。
家庭科室(1F)→食堂(地域連携)
食堂は今回のプロジェクトには欠かせない要素だと考えています。特にこの地域は気軽に食事できる場所が近隣になく、毎日の仕事でもお昼ご飯にとても困ります。常時食事を提供するカフェではなく地域で食堂やカフェを運営している方々に出張で来ていただき、この施設の利用者に提供するケータリングの形で運営をしていきます。

キッズルームやワークショップなどの要素と誰でも気軽に使える食堂があれば利用者に笑顔とコミュニケーションが生まれ、より施設の利用価値も高まると考えています。ちなみ弊社の社員も使いたい人はどうぞ使ってね。と福利厚生の一部として利用できることも考えています。
現在の準備状況
現在実現に向けて、設計士さんとの打ち合わせを行い、使える材料は自社で準備を進めています。また協力体制にある地元の三豊市とは避難所としての地域連携も2026年4月8日に連携協定を結びました。プロジェクト終了後も三豊市に応援してもらえる体制づくりを進めています。
最後に
我々は大きな会社のような資金力はありません。それでも、これまで40年間木のおもちゃと子ども向けの家具をつくり続けてこれたのは、間違いなくお客様に支えていただいたからです。これまで、お客様と僕たちをつないできたのは「商品」でした。これからはそこに「体験」という価値を加えていきたいと考えています。子どもたちの思い出に残る場所。創造力が自然と育まれる場所。そんな仕掛けを、この施設にたくさん作っていきます。
私自身も子育ての真っ最中です。「こんな場所が近くにあったらいいのに」そう思うことが、何度もありました。 ないなら、自分たちでつくろう。それが、このプロジェクトの原動力です。この挑戦を、ぜひ一緒に形にしていただけたら嬉しいです。ご無理のない範囲で、ご支援いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
応援者向け申し込みフォームは開設中
準備中***

