こんばんは。昨日は帝京科学大学さんの新しい保育園へ納品でした。おもちゃ棚やテーブル、椅子、それからオーダーのルームプレートなど丸一日かかって納品完了。今年始まって最初の保育園の納品。いいスタートがきれました(^^♪
お部屋を仕切る保育家具 パーティション
お部屋を仕切るパーティションは0歳児さんのクラスに。今回は引き戸ではなく、開き戸をご提案です。金具を極力使用しないで製作できないものか。。と考えた結果。
お~!!シンプルに木だけのパーティションです。両面から使える着替えの棚の横に格子デザインで3列。
こんな風にして上に持ち上げて開けるタイプにしているので、子どもたちが開けることは出来ません。金物のカギも使わないようにしたので、本当にスッキリ*開閉もスムーズです。ヒノキの無垢板を全面に使っていますので、少し重たいのが難点かなぁ。でもこれこそ本物の木だからこそです。
保育士の先生方、そういうことで、多少の重量感は”本物の印”ということでご理解お願いします(笑)
各部屋の木製ルームプレート
各部屋にはオーダーのルームプレートを製作しました。こちらのルームプレートのデザインは何度か修正に修正を重ねて、良いものに仕上がったと思います。
なかよしライブラリーだからこそできる仕事じゃないかなぁ。。なんて思います。なぜって、全ての色を木の自然色で出しているからです。
そうです。着色は一切していないんです。これだけ色のキレイな木が日本にはたくさんあるんですね。だからこうやって木のルームプレートが出来上がるとプラスチック製や木でもレーザー加工で焼いただけのものに比べて、高級感が違います。
なかよしのおもちゃ工場のメンバーが手仕事の技術をフル活用して仕上げてくれた木のルームプレート。手触りもツルツル。
上の写真のプレートは体温計の文字や、絆創膏の穴も実は全て木でできています。細かい仕事ですね。自分たちの会社だから自画自賛してる風になりますけど、この手仕事技術は見ていて惚れ惚れします。ちなみに社長は出来ません。。
全てご紹介できませんが、全部で16か所を設置しました。保育園の営業担当、久保君が一つずつ丁寧に付けていきます。彼の仕事は、保育園や幼稚園向けのHPの製作から、お客様との打ち合わせ、納品や施工まで全て行っています。小さな会社の良さでもありますが、部門や担当わけをほとんどしていませんので、いわゆる【なんでもやらなくては】状態です。結果的に何でもこなせる様になってきますね(笑)
各保育室は長方形テーブルと椅子の組み合わせ
0歳~5歳までの各部屋は、年齢別にあったテーブルと椅子を設置します。これだけの木の保育家具を入れると新築の香りが、既に木の香りに変わってきています。恐るべし自然の力。
0歳児のクラスは可愛い変化いすと正方形のテーブルが並びます。
5歳児クラスには積み上げ椅子と1200×900の大きな長方形テーブルです。運んでいて感じましたが、このテーブルとても幅が広い。子どもたち6人で囲っても十分な広さがありそうです*
積み上げ椅子は脚の高さを最初の注文時に指定できますので、2歳さんは少し低くして設置しています。見た目も可愛いですね。
3歳児さんのクラスにも大きなテーブルが並びます。今回のこのサイズは特注サイズですが、運ぶのも一苦労。重たかった。。でも設置してみると、机の上でいろんな遊びが広がりそうです。工作にお絵かきに、そして食事に。たくさん使い込んでほしいですね(^^♪
他社さんにはできないサービスで
なかよしライブラリーの保育園向け商品が他社さんと何が違うのか??木をたくさん使っていること?
もちろんそれもありますが、僕たちが手掛けるのは木材をメインに良い商品をお届けするのは当たり前。それ以上にお客様の困りごとを解決してあげたいなと思っています。なので、お母さん方の目をパッと惹く可愛いルームプレートだったり、金具を使わない仕切りの柵(パーティション)だったり、ご要望の少し先をご提案できるように意識しています。
大量生産はできませんが、職人さんたちの想いがこもった商品を一つづつ手作りでお届けしたいと思っています。使ってくれる子どもたちも、量販された商品じゃなく、”木”という本物の素材に触れ、手仕事の重量感や香り、肌触りに小さいうちから触れることで、感性は養われていくのだと思います。
これからもお客様と共に子どもたちの環境に良いものを生み出し続けたいと思います(^^♪
帝京科学大学の大槻先生、眞部先生、ご協力いただいた現場の方々ありがとうございました。