今日は東京で家具の取り付けに来ています。現場で施工するのは1年ぶり、間違ってお家に穴をあけないように慎重にやりたいと思います。今年は家具や遊具の開発を加速させようと思っていますので、HPを今後もチェックチェックですよ~*
東京都 小規模保育園の仕切り家具
令和5年度の東京の保育園には安全対策として様々な助成金が出されている関係で、保育室の備品についても安全対策上必要と認められれば、助成金を活用して環境整備が行えます。今回の納品先はめでぃぷる用賀保育園様(世田谷区)子どもたちの保育空間を仕切る保育家具の入替工事をさせていただきました。
2歳児と1歳児スペースの保育室仕切り家具
2歳児の食事スペースと、1歳児の食事スペースの仕切り家具に引き戸(ゲート型)の収納を取り付けました。2歳児部屋側には絵本棚とセットでのご提案。壁にしっかり固定をすることで奥行きが狭くても、倒れることなく安全性が保てます。
before 簡易的な蛇腹式の扉
以前までは簡易的な蛇腹のプラスチック製の扉でした。保育士さんの都度の開け閉めがスムーズに行えず困っているところを改善。
after 木製のゲート
今回は木製のゲート仕様にし、鍵もしっかりかかるように変更。押してひねるタイプの鍵なので、2歳児には開けにくく、スムーズな保育に役立ちます。
ゲートの奥行きは8cm。最小のサイズですが壁に固定されて安全です。省スペース用にオーダーで製作致しました。
トイレへの扉(開き戸)
食事場所とトイレへのスペースに仕切りを新しく取りつけました。こちらはスペースの問題でゲートは出来ず、開き戸になりましたが、持ち上げてあげるタイプなので子どもたちが自分で開け閉めできない仕様になっています。安全性も担保されながら、前にも後ろにも開けるので、利便性も良い。
玄関入口のゲート収納
玄関と室内への仕切り家具はゲート式。こちらは収納を兼ねている家具です。限られたスペースの中で活動動線を邪魔せず、かつ防災グッズや加湿器などの物品も収納できるようにご提案しました。
before 市販のゲートを使用
市販のゲートは低く、キッチンから食事を運ぶ際にゲートを跨いだり、子どもたちも向こう側が覗ける高さだったため、食事に集中できない環境でした。
after 収納とゲートを兼ねた家具
問題点を改善するため、家具の配置換えをご提案し、向きを変えることでスムーズな動線を作り出しました。
防災グッズと加湿器収納家具
保育園のご希望として、防災グッズや加湿器を入れたい。というご希望がありましたので、その点を配慮した設計にしています。加湿器はガラリを取り外し式にして、空気も全面と上面に吐き出せるように。そしてコンセントの抜き穴も加工してすっきり納めています。
保育家具のまとめ
保育園や小規模園では活動スペースと食事スペースを分けたり、年齢ごとに一つの空間を分けたりと、家具で仕切ることが多くあります。なかよしライブラリーでは保育園のご希望に合わせて、既製品のご提案から始まり、場合によってはオーダーでのご提案も可能です*