ひのきの木製収納ロッカー サイズオーダー等、細かなご要望にお応えします。
園名 | 朝倉木の丸保育園 様 |
納品日 | 平成28年 9月 |
対象/アイテム | 1歳児~5歳児 専用収納ロッカー |
地元高知の木を使った保育園
高知県は森林率80%を超える、全国一の森林県です。山に生えている木は杉やひのき。住宅の床材や、家具材、建具など生活の道具としても木材は重宝されています。高知市朝倉にある【朝倉木の丸保育園】様。床には高知県産の木を使い、建具も木製、そして、保育用の収納ロッカーや収納家具はなかよしライブラリーが長年お手伝いさせていただいています。
節のない木を厳選
なかよしライブラリーの保育家具は節のない部分だけを選んで使います。一般的には間伐材と言われる樹齢の短い(約20年~30年)木材は節がたくさんあります。なかよしライブラリーでは間伐材ではなくヒノキの天然木(主材 樹齢50年以上)を使用し、節の少ない良材の中から、さらに節を省き、保育園ロッカーやおもちゃ収納棚を作っています。仕上がりは上品で高級感があり、木で製作した、いわゆるクラフト感を感じさせない収納家具になります。
保育園専用の箱に合わせたオーダー
1列に2名分を収納できるように設計させていただきました。また、園側が共通で使われている箱に合わせて、開口部分を調整し、出し入れのしやすいサイズになっています。指定の鞄がない保育園様にはリュックサックを入れるサイズを余裕をもってご提案することが多く、今回も少し広めに設定。また、鞄かけフックも前後だけでなく、ロッカーの背面にも付属させました。
補助金が活用できます。
朝倉木の丸保育園様では以前からのロッカーはそのまま引き継ぎ使用されていました。歴史は20年程。随分と長い間使われていたようです。そこで、高知県の補助事業として予算化されている【木の香る街づくり補助金】を活用し、保育ロッカーの入替作業を行いました。高知県の木材を使うことが条件とされるため、まさに当社にぴったりの仕事です。
木を使うメリット
木を使った保育園用ロッカーは、非常に長持ちします。湿気の多い高知県や西日本エリアでは木の製品は気候風土に合っていると考えます。香りや、湿気を調整する機能も木が本来持っているものですので、合成木材やメラミン素材のような人工素材にはない、温かみを感じられます。また、静電気を帯びにくい特徴があるので、ウイルスの蔓延を予防するにも保育環境に、少しでも木を取り入れることはお勧めできます。長年愛用できるので、また1世代分の歴史を刻んで欲しいと考えています。
納品してからその後も
高知県及び四国圏内であれば、納品は私たちが直接お持ちします。朝倉木の丸保育園様の場合は、既存のロッカーの撤去から、据付、地震対策用にロッカーの固定までさせていただきました。写真は納品後に床を拭きあげている写真です。もちろん、お届けした後から小さなメンテナンスのご相談などもお受けいたしますので、お気軽に問い合わせください。