お部屋の動線を配慮した保育家具
園名 | 学校法人森本学園 高須幼稚園(高知県) |
納品日 | 2021年3月 |
アイテム/対象 | 保育ロッカー・家具・遊具 |
令和3年3月地元、高知県にある学校法人森本学園高須幼稚園様に保育ロッカーやテーブル・遊具など導入いたしました。はじめにお話を頂いた昨年10月から約5ヶ月。繁忙期真っ最中の3月、この月最後の法人様へのお届けとなりました。
0~2歳児の教室に木製保育家具を導入
今春より認定こども園移行に伴い、新たに0歳~2歳に子どもたちを迎え入れることになりました。今回数ある保育メーカーの中から家具のデザインや機能性が良かったこと、工場を訪問し実際に製作現場を見て当社をお選びいただきました。
なかよしライブラリーも保育者同様に製品の安全性や機能性を特に重要視し、製品ひとつひとつを安心して使って頂けるように配慮しています。ほとんどの家具はヒノキの無垢材を使って作られています。ヒノキには独特の香りがあり、お部屋に広がることでホッと落ち着くような保育室になります。また耐久性も高く、幼保育園の様な長く使う様な家具には最適の素材です。
特になかよしライブラリーが製作する家具は鋭利な角のない丸く磨かれた角が特徴的です。そうすることで安心して保育が出来る、手触りが良い、クッション材が必要ないなどデザインや機能性を工夫されています。
動線を重視された圧迫感のない保育室
0,1歳はひとつの教室で保育を行う為、ロッカーで教室を緩く区切りました。ご依頼の際に先生が特に大切にしていたことは『子どもの目線に立ちつつ、職員が動きやすい動線』ということでした。高さ90㎝のロッカーでお部屋を仕切ることで圧迫感を感じずお部屋を見渡すことが出来ます。
家具を用いてお部屋をコーナー分けすることは今ではスタンダードになっています。
1歳児ロッカー
0歳児用乳児ロッカー
またお部屋の半分は玩具棚から玩具を取りだしてで遊んだり、絵本を読んだり、室内遊具を置いて遊べる様になっている為、特に先生の動線に配慮した家具というのは大切だと考えました。
日常の保育で使用するテーブルやイスは重ねて収納できる『変化いす』や『長テーブル』を活用し、室内遊具や玩具棚でも動かせられるサイズ感=片付けられたりレイアウト変更しやすいサイズの製品を配置しました。
軽いので重ねてお片付けも出来ます
2歳児室にも同じロッカーやテーブルを。
2歳児室にも1歳児と同じロッカーと絵本たてを設置しました。テーブルは幅900㎜×奥行600㎜×高さ400㎜のテーブルと積み上げ椅子22㎝の組み合わせで使用します。また男女問わず人気のままごとキッチン3点セットも2歳頃~おすすめです。
木製のオリジナルお部屋プレート
各お部屋の入口には教室のサインとなるプレートを製作しました。イラストのデザインは先生のイメージをヒアリングし、色合いやデザインを考えました。
0歳児室の前の園庭は半屋外になっているので雨の日でも屋根の下で遊べる様になっています。半屋外のような雨に直接当たらないような場所にでもお部屋プレート取り付けが出来ます。
イベントや体験を通して子どもたちに経験をさせる
なかよしライブラリーは木製品を創造し提供することで子どもたちの未来や保育園が豊かになることに貢献していくことに取り組む一方で、イベントや体験を通して、目に見えない感情や心の働き、すなわち『非認知能力』の発達を促す目的もあります。そして少しでも木の事に興味や理解を深めるきっかけになってほしいと考えています。