お家訪問日記~工夫が楽しい子ども部屋編~
お名前 | Mさん |
お持ちの商品 | 可動式の棚・家族の本棚 他数点 |
お住まい | 高知県室戸市 |
ご家族構成 | 4人家族 |
お仕事 | 公務員 |
のびのび遊べる子ども部屋と木の家具

Mさんが住む室戸市は高知県の東側に位置し、50キロに渡る海岸線に一本道が続いています。気候も年間通じて温暖。海ではサンゴ漁や定置網漁が盛んです。北側はすぐに山、南側には海というロケーションから、川遊びに釣り、海ではサーフィンやダイビングなど自然をたっぷりと楽しめる環境で子どもたちはのびのび育っています。中でも【室戸廃校水族館】は小学校を利用し、ウミガメが見れる室戸市の楽しい観光スポットになっています。

Mさん家族とは8月に開催した木工教室でもお会いしたばかり。お宅訪問は初めてなので、どの様に使われているのか楽しみです♪
出発
なかよしライブラリーのある香美市から車で約1時間30分。太平洋を望む海岸通りをひた走ります。気持ちのいいくらいの一本道。海もキレイです。

到着

Mさんのお宅は70年の民家を改装して住まわれているそうで、趣のある玄関を上がると、ホール。そう。ホールがあります。今の新築でホールがあるお家はなかなか見ないですが、このホールがとても雰囲気が良い♪正面にきれいに並べられた本棚と、ピアノの部屋になっています。

なかよしライブラリーの家具やおもちゃの写真を撮ろうと思っていたのですが、歴史ある建物に思わず惹かれてしまいました。なので予定変更!!お家の紹介も少し混ぜながらご紹介させていただきます。
ピアノは練習中 書棚 70年前の真鍮のドアノブ 風が抜けて夏でも涼しい

ピアノは練習中ということでしたが、近隣を気にせず、目いっぱい練習できるそうです。広々したホールは本当にうらやましい。玄関には先日木工教室で製作された、【キーボックス】the斬新デコレーションタイプがありました。とっても似合う!!


部屋の中に入ると、ソファとTVボード、子どもたちの遊びのスペース。


あっ!なかよしライブラリーの【家族の本棚】も活躍しています♪
ご家族紹介

ご夫婦と女の子2人の4人家族。6歳で来年小学生の"ゆいこちゃん"と、4歳の"りこちゃん"です。「まったく人見知りがないんですよ。」とお母さんがおっしゃる通り、元気に出迎えていただきました。

おじゃましま~す!! 何度かお会いしたことあるので、撮影はスムーズ♪「見て見て~」と普段遊んでいるお気に入りをたくさん案内してくれます(^^♪

平屋のため部屋が横に広がっています。家族が集まるリビングやダイニングは家の中心にあり、各部屋は緩やかに扉一枚で仕切られていています。台所にいながら、遊んでいる様子も見られ、全て扉を開けると一直線にLDKがつながり開放的なスペースになります。

なかよしライブラリーの製品を使うようになったきっかけを教えてください。

上の子(ゆいこちゃん)の出産祝として赤ちゃんの【ゆりかご人形】をいただいたことがきっかけでした。もともと木が好きでしたからその時になかよしライブラリーのことを知って、それから少しずつ家具や雑貨を揃えています。

お部屋を見渡すといろいろなうちの商品が並んでいます。一点限りの商品もありますね。よくHPをご覧になられていますか?

はい。ブログやメルマガなどはよく見ています。また実家が高知市にあるので、木工イベントなどの時に、限定で販売されている商品を買ったこともあります。床屋さんセットや、おかもちカバン、桜の枝付き盆も今では販売されていませんが、とても使いやすいです。


嬉しいですね。僕たちでも珍しいようなおもちゃがあるので、歴史を感じますね。

ところで素敵なお家ですね。民家を改装して住まれているそうで。部屋数も多いし、扉のノブを一つとっても哀愁があって雰囲気が良いですね♪

4年前に引っ越してきました。もともとはアパート暮らしだったのですが子どもが2人になり、手狭になったことと、子どもたちをのびのび遊ばせられる環境を作りたかったので、戸建てを探しているとたまたまこの家を見つけました。築70年なので、サッシなど機能的な部分は新しくしましたが、日本建築の良さはそのまま残し、使用しています。 フローリングの市松張りや、漆喰壁などは貴重だと思います。


杉板の天井に、ひのきの柱、壁は漆喰で仕上げていて良いですね。庭も広くて、ゆいこちゃん、りこちゃんが思いっきり遊べる環境ですね。

私も主人もインテリアが好きなので、少しくらい古い家でも抵抗がなく暮らせますし、子どもたちにとってもこの環境はあっていると思います。子どもたちの声に隣近所を気にする必要もなくなりましたし、2人で思いっきり遊んでいます(^^♪


なかよしライブラリーの家具は生活にどのように役立っていますか?

我が家では“少し大きな絵本たて”と“可動式の棚”を使っていますが、どちらも子どもの目線に合う、丁度いい高さの家具だと思います。可動式の棚は外側の板が真っすぐではなくて、上に行くほど湾曲しているのは、中に置いているものを把握しやすいですし、片付けも自分たちでしてくれます。


絵本たても同じですね。絵本のタイトルが分かりやすいのが一番いいところです。 ちょこっとテーブルはテレビとソファの前に持っていって、ままごとや絵を描いたりしています。小さいほうを2人で使って床に座り、仲良く遊んでいますね。自分たちで持ち運べる大きさなので、動かしたり方向を変えたり工夫しながら使ってくれています。


この可動式の棚と少し大きな絵本たてのある空間(4畳ほど)がとても
可愛くて木だけの空間になっていて楽しそうです。
始まるままごと遊び

取材中に、ままごとキッチンでつくったピザをごちそうしてくれました。家族4人暮らしの設定です。木のままごとキッチンにテーブルがあるだけで遊びの幅が広がるんですね。
ブレイクタイム中も・・・・
途中でコーヒーを入れていただいたので、ブレイクタイム♪
ブースを作ってままごと再開 目線の高さにおもちゃはそろいます。
その横ではまた別の遊びが。絵本で何やら仕切っています。あるものを工夫して、遊びの展開を自分で考えて広げています。ゆいこちゃんがいると、りこちゃんもそれに負けじと、いろいろ工夫して真似して。本当に楽しそうに2人で遊んでいます。そんな様子を見て。。。こんな質問を。

子育てで大切にしていることはありますか?

携帯アプリでのゲームやTVゲームなどは控え、子どものコミュニケーション(会話など)を大切にしています。 子どものおもちゃ(これは木製に限ったことではなく)は誕生日などに買ってあげています。増え続ける一方ですが(笑)


おもちゃが多いですけど全然散らかっていないので、そんなに多さを感じないです。
遊ぶ時も、子どもたちが自作で遊び場所を作っていますね。
家具やおもちゃ箱で仕切って、小さなブースが出来上がっています。

生活の中で何に比重を置くか考えると、私たち家族は環境づくりに重きを置いています。例えばなかよしさんの家具を置いた居心地のいい空間づくりだったり、のびのびと子育てできるための家であったり、豊かに自然を感じながら過ごせる場所であったり。
特に子どもの頃にはそういう体験がとても大事だと考えています。


最後に。 なかよしライブラリーの製品を使い続ける理由を教えてください。

木が好きで周りにあると、気持ちが落ち着くからですね。特に木の香りが部屋中に広がるし、殺風景な部屋に、一つだけ家具があるだけで室内はグッと引き締まり、ほど良い生活感が出ます。

合板でできた家具にはない質感の良さは、遠目からも分かりますし、職人の方が手作業で一つ一つ丁寧に作られたなかよしさんの家具には温かみがあります。
また、本物の木でできた家具は存在感があります。
そして何よりなかよしさんの家具は、自然の材料や塗料など安心安全なものを使用して作られていますので信頼できます。
子どもがおもちゃなどで家具に傷を付けてしまうことがありますが、それもこの家みたいに徐々に馴染んでいくと思います。
来年小学校になるゆいこにはヒノキの学習机を贈ってあげたいなと考えています。
訪問を終えて。
我が家では、30年前のなかよしライブラリーの家具を今でも使っています。シールの痕、落書きの痕が付いていたので剥がして奇麗に磨き、水で洗い掃除をしました。それでも消えない痕跡は、なんかもうこれも味があっていいなぁと思って残しています。
30年近くひのきの家具を使うと、色はもう何というか、あめ色を通り越して茶色に。その雰囲気の家具に囲まれると家の中もホッと落ち着いて見えます。色合いが良いからですね。木は静電気を帯びないので、表面にホコリが付着することもありません。これから何年使うのか、まだまだ我が家で活躍してくれそうです。
きっと同じように、ゆいこちゃん、りこちゃんが成長しても、家具は用途を段階的に変えながら使われ続けられるんだろうと思います。作り手としてこんなに嬉しいことはありません。作り手はお客さんに届けるまでが仕事の大半だと思っていましたが、届けた後の様子を知ることで、家具を生涯に渡って使い続けれるようなケアもとても大事なことだと思いました。
Mさん貴重な訪問を本当にありがとうございます**
取材日:2019年8月31日(土)記事/写真【なかよしライブラリー濱田】
関連商品



