キッズパオ道後あおぞら園
園名 | キッズパオ道後あおぞら園 |
納品時期 | 平成30年9月 |
アイテム | おもちゃ棚/ロッカー/テーブル/椅子 等 |
保育形態 | 企業主導型保育所 |
対象 | 0歳~3歳 |
運営会社 | 株式会社マミーズファミリー |
愛媛県松山市。目の前の線路には坊ちゃん列車が走る風景や松山城、そして近隣には道後温泉も。 キッズパオ道後あおぞら園 の新園家具のお手伝いをさせていただきました。
全国展開する保育園運営会社
代表の増田さんとは、1年前にお会いしたばかり。元々地元愛媛県で製作されている木製家具を導入されていましたが、同保育園を建設するにあたって、なかよしライブラリーにお声がけいただきました。愛媛県を拠点に活動するマミーズファミリーさんの経営理念や、誕生きっかけなど、ぜひご覧ください。https://www.mammys-f.jp/
“らしさ“を前面に
全国に数十園を展開されるマミーズファミリーでは、どの園でも同レベルのサービスを展開するために、使用する保育家具の規格化を進めていました。つまり、市販ではない同社オリジナルの保育家具を展開するということです。なかよしライブラリーの強みは、オーダー生産、小ロットで製作できることです。また、卸売業者を通さず、適正価格で提供できますので、その部分で一致。同社が考える保育理念にも大変共感し、全力でオリジナル家具製作を進めさせていただきました。
サイズ感
家具は0歳~2歳までを対象とした小規模保育用。高さは60cm~70cmの間で調整しました。ワンフロアを大きく3部屋に仕切りますが、圧迫感を出さないよう、なおかつ園児が触っても簡単に動かないように、奥行などを調整。おもちゃ棚、扉、ままごとに代用できるパーテーション等の組み合わせで部屋を仕切ります。
キッズパオ道後あおぞら園が全国各地にある同社の保育所のモデルとなるため、納得いくまで検討しました。
オリジナルデザイン
坊ちゃん汽車はレトロな雰囲気そのままに道後の街に馴染んでいます。ちょうど園の窓から駅に止まっている様子が見えることから、パーテーションの表面には坊ちゃん列車の形を木で切抜きました。天然木のホオを使い、前後の様子を表現。世界に一つのデザインを実現させますので、園のオリジナル感はグッと高まります。
現場打ち合わせは私たちが。
製作のご依頼をいただいた場合には、現地の打ち合わせについても弊社がさせていただきます。現地採寸から、納品日の打ち合わせ、それに取付施工がある場合にはその打ち合わせについてもお任せ下さい。ご担当の先生にはできる限り負担をかけないように進めますので、細かなことでも遠慮なくご相談下さい。
有害物質を極力使用しない
子供たちが使う保育家具や教材。私たちが大切にしていることは、可能な限り自然に近い状態のままで使っていただくこと。接着剤を微量にし本物の木しか使用しません。保育園や多数の子供たちが集まる施設では化学物質に過敏な子供たちもいます。みんなが快適にしようできる環境にするため、加工のしやすさや安価な素材をしようしない、木にこだわっています。
費用感について
なかよしライブラリーでは保育家具を受注製作で製作します。オーダーなので物理的に製作可能なものに関してはどんなものでも製作できますが、保育園としては保育家具に充てられる予算は決まっています。そこで、先にご予算と希望をお伺いするとこちらでご提案をさせていただきます。
平面図をいただければまずはご提案&見積もりから
打合せの初期段階では、まず、平面図を見せていただき、それを元にヒアリングし、ご提案とお見積りをご提示します。その後現地採寸を終えた後に作図を行い、細かな打ち合わせに入っていきます。どんなことでも結構ですので気軽にご相談下さい。
オーダー製作を得意としています。
なかよしライブラリーの保育家具のメリットは木製で子供たちにとって安心安全であることですが、さらにオーダーで保育園に合わせてサイズ変更、仕様変更、そして希望であれば希望のロゴや表札なども製作できます。製造メーカーとして自社で製作できることの強みはお客様(保育園)の希望を最大限叶えられることにあると考えています。
なぜ木の家具をおすすめするのか?
幼稚園 保育園、病院等、子供たちの空間づくりに樹脂製やスチール製よりも木製を選ばれる方が増えてきたように思います。現場で先生や代表の方に話を聞くと、木はやっぱり【手触り、見た目、香り】が抜群に良いと言ってくれます。
人工素材にはない木の持つ特徴の一つに経年変化があります。なかよしライブラリーの使用するヒノキは高知県産の天然木。使ううちに、飴色の変化し、傷やへこみを味わいとしてとらえ、使えるようになります。
循環社会の一躍を
高知県は80%を超す森林率を誇る、日本で最も森林率の高い県です。ヒノキや杉の木が生える山は伐採と植林を繰り返す事で山の安全性を保ち、人を災害から守ってくれます。その伐採した木をどこに使うのか。私たちは高知県で採れたヒノキを主材料として、これを価値のある木製品に変え、お客様に提供することで、山の保護に微力ながら貢献しています。山からの豊富な資源、価値ある日本の魅力を多くの子供たちに保育家具として提供することで社会に貢献していきたいと考えています。