木の園舎と木製家具
園名 | 宮崎県H保育園 |
納品日 | 令和3年3月 |
対象/アイテム | 0歳~5歳/ままごとキッチン・アスレチック等の木製遊具他 |
令和3年3月、九州は宮崎県。新園舎移転に伴い、木製キッチンや絵本たて、るんるんカー、雲梯やアスレチックといった大型遊具のお届けをさせていただきました。今回は園名は公開せず、導入いただいた木製家具についてご紹介させていただきます。
今回製作させていただいたのは、アスレチックや雲梯、ままごとキッチンなど主に室内遊具を中心にお届けしました。
『遊具』と言えば、外で遊ぶ滑り台やブランコやツリーハウスといった比較的大きな遊具が連想されやすいですが、近年、保育園や幼稚園でも遊戯室内で遊べる遊具の需要が大変多いように感じます。
単に私たちが木を使っているメーカーだから木製の遊具が良いというわけではありません。元々身体全身を使って遊ぶうんていなどの遊具は、身体的発達や集中力の向上といった脳を鍛える効果があります。さらに無垢材で作られることで遊びを通して木に親しみを持ち、あらゆるものが木から成っていることを知り、木材利用を進める意義を感じてもらいたいです。
最初になかよしライブラリーを目に留めていただいたのは実際に保育に入っている先生でした。H園さんの家具や子どもたちのおもちゃ選びは現場の先生たちが行い、使ってみたいと思った製品を園長先生に提案されたそうです。
なかよしライブラリー特徴はなんといっても木の素材をそのまま感じられる事。色の着いた塗装は行わず、自然オイル(クリア)で仕上げています。そうすることでお部屋全体が優しい雰囲気とヒノキの良い香りに包まれた癒しの空間となります。
H園様の園舎の内装は木材(床=ヒノキ,壁=杉)を使っており、あまり着色された家具を使わないという意向がなかよしライブラリーの家具とマッチしました。
家具の組み立てや設置が必要な製品は出来るだけ自社のスタッフが納品まで行います。今は運送業者にお願いすると簡単に指定場所まで運んでくれる便利な時代ですが、納品まで一貫して自社で行うことで、気になることや、分からないことをレクチャーし安心してお使いただく手助けをさせていただきます。
私たちもまた現場を見ることで新しい商品の開発や品質向上のアイデアを頂けるとても貴重な仕事のひとつです。
今回H園様では森林環境譲与税を活用し木製家具のご購入いただきました。森林環境譲与税は市町村によって、活用方法は様々ですが一定の補助を受けられる制度を活用していてはいかがでしょうか。
これまでの一括購入に加え月額制のレンタルサービスも開始しました。ご要望の家具や玩具をご提案させていただきます。導入時のコストをぐっと抑えることが出来ます。保育園や幼稚園でよくある製品の破損など、ご希望に合わせて商品の入れ替えできるので安心して使って頂けます。
一番初めにお問い合わせ頂いたのは7月下旬頃。補助の申請の為少しご依頼まで時間がありましたが、最繁忙期真っ只中、無事お届け出来一安心しました。
先生たちが実際に触って「すべすべで気持ちいい~」「早く子どもたちに遊ばせたいな」と笑顔でおっしゃっていた表情はとても印象的でした。
今回たくさんの遊具や絵本たてのご依頼ということもあって、「こどもたちが本能のまま自由にのびのびと遊べる環境づくり」を大切にされていると感じました。
先生の皆様と原田スタッフ(左上)