「僕と私の本棚」材料を選択できます

「僕と私の本棚」の材料を選べます。

 

僕と私の本棚

人気の僕と私の本棚に使用する材料を、幅はぎ材(数枚の板を横方向に継いだもの)一枚板から選択できるようになりました。理由は、もっと木の表情を楽しみたいというお客様の声があったからです。

僕と私の本棚

幅はぎ材・一枚板って何だろう?という方のために写真でご説明すると、
これまでは3枚の板を横方向につなぎ合わせて材料を作っていたのに対して、一枚板タイプは1枚の広い板をそのまま使います。

 

一枚板ってどんな板?

僕と私の本棚

一枚板には、こんな特徴があります。

✓ 接着剤が少なくなる→より自然に近く、アレルギーにもさらに安心になります。

✓ 木の表情がもっと豊かになる→木の育った環境が木目に影響するため、表情豊かな、木目の詰まった見た目に変わります。

✓ 樹齢が100年以上の木をそのまま使用します。

✓ 山に資金が還元→良質材を直接買い付けることで間接的に山に資金が還元されます。

 

通常材と一枚板の違い

 

より自然に近い形でお届け

僕と私の本棚

そもそも、なぜ板を継ぎ合わすかというと、家具を作るには、30~40㎝の幅の広い材を必要とするからです。

そう聞くと、「一枚の幅の広い木をそのまま使えばいいのでは?」と疑問に思うかもしれません。

 

ヒノキの丸太
▲直径70㎝の高級ヒノキ

実は、木は綺麗なもの、幅の広いものほど珍しく、本数が少ないため、高級材として市場では高値で取引されています。

ですので、木材を継ぎ合わせて板を作る方が扱いやすいし、量産に向いているのです。(もちろん板を継ぎ合わせるにも高い技術が必要です。)

 

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森の恵みをそのまま生かす意味

ヒノキの節

できるなら、市場で高値で取引されるような、木目の詰まった”良材”をぜひお客様に使ってもらいたい!そう考えています。

それはどうしてかというと...

僕と私の本棚

50年~70年もの間、世代を超えて森林管理をしている方々へも高値で売れるからこそ、しっかりと資金が山に還元され、回りまわって、担い手不足と言われる林業が活性化するからです。

なかよしライブラリーとして丸太をそのまま購入することは【持続可能な森林資源の活用と循環】に貢献する、ということに繋がると思っています。

先人たちが管理してきてくれた山の恩恵を、私たち今の世代が受け取っています。
今度はしっかり山に資金を回し、山の管理が継続して行われるように社会貢献をしていく番なのです。

 

僕と私の本棚

節の扱いについて

最後に、節のことについて少しご説明します。
なかよしライブラリーは、節も「木の個性」として生かす家具づくりを行います。

丸太には必ず節があります。立木の時に枝が付いていた跡が節なのですが、家具にする際に節はできるだけ”ない方が良いという業界の常識があります。

しかし、この常識、美意識は本当にそうでしょうか?
節も使い方によってはデザインのになる、そして、長年、山の中で育ってきた木々の歩みを感じることのできる、素敵な木の表情なのだと、私たちは考えます。

 

僕と私の本棚

なかよしライブラリーのこれからの取り組みとして、良質な材料を丸太で購入し、節は木が生きてきた個性として捉え、山の恵みをそのままお客様に無垢のままお届けすることにチャレンジします。

 

僕と私の本棚

ご自宅にどんな木目・どんな節がある子が届くだろう。
大切な子どもを迎え入れるような気持ちで到着をお待ちください。

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この記事を書いた人

名前:そう
役割:代表取締役
出身:高知県
よくいる場所:高知本社
好きな木:庭に植えているトチの木とケヤキ
好きな言葉:革新的な思考を考えるより古い思考を捨てること
ブログは自分が日々思うことをツラツラと書き綴っていますので、とっても暇な時に見て下さい。家族は3人。ペットは庭の除草をしてくれるヤギを飼っています。築130年の古民家で暮らしています。