
3月3日はひな祭り。
ひな人形を飾って、家族で写真を撮ったり、お祝いのごちそうを囲んだり。
楽しいひとときを過ごされた方も多いのではないでしょうか?
ひな祭りは、家族の思い出が少しずつ積み重なっていく時間。
そんな大切な時間に、ひな人形がそっと寄り添えていたら嬉しいです。
さて、今回は 「木のひな人形のお片付け」 について、よくある質問にお答えします。
1. 片づける前のお手入れは?
ホコリや汚れがついていたら、乾いた布でやさしくふき取りましょう。
木は湿気を吸収しやすいので、晴れた日にお片付けすると◎
2. 「ひな人形」を木箱に収めるコツは?
「木箱に上手く収まらない…」
お客さまからそういった声をときどきいただきますので、収納の一例をご紹介します。
お片付けするのはこちら。
まずは、大きめのパーツ(座布団、木、車、名札)を収納。
座布団は2枚重ねて。名札は立てて置くと省スペースに。
次に、お雛様とお内裏様とぼんぼり。
最後に、菱餅を。
小さなパーツなので、空いているスペースに置きました。
蓋を閉めたら完了です。
木は湿気を吸ったり、乾燥したりするため、ほんの少しサイズが変わることがあります。
そのため、同じように収納しようとしても、うまく収まらないことがあるかもしれません。
そんなときは、向きを変えたり、重ね方を少し工夫したりしながら、ぴったりくる形を探してみてくださいね。
3. 「さんかくびな」を木箱に収めるコツは?
「さんかくびな」は、先に紹介した「ひな人形」に比べて、パーツが少ないので、比較的きれいに収納しやすいです。
ご参考に、こちらも収納の一例をご紹介します。
お片付けするのはこちら。
まずは、屏風、ぼんぼり、菱餅を収納。
次に、屏風の上に、お雛様とお内裏様、座布団を置きます。
最後に、名札を入れて。
蓋を閉めたら完了です。
どちらも、ふたを開けたときに、お雛様のお顔が見えるように収納してみました。
1年後、ふたを開けた瞬間、お雛様がぱっと目に入ると、なんだか嬉しくなりますよね。
みなさんのお片付けの参考になると嬉しいです。
来年も気持ちよくお雛様と再会できますように。