今日は朝からロケットストーブづくりです*あるきっかけで読んだ本に、このロケットストーブがとても画期的なストーブであることを知りました。燃料は木のみ。木工所なので家具の端材や枝なども大量に出ます。となると、燃料代は無料となります。
途中経過をまったく端折ってご説明しますと、ペール缶はガソリンスタンドから無料で調達し、ステンレス製の煙突はホームセンターで2500円×3本で調達。あとは、砂利や石を入れたら完成です。自作に要した所要時間1時間。めちゃめちゃ簡単にできます。あっ。あとペール缶を切りぬく金切りばさみがあると便利ですね♪これはAmazonとかで3000円くらいで売っています。
まずこの低い煙突部分に、家具工場から出た端材を投入。次に火を付けます。そうすると、空気の流れが高いところへ移動するため、火は勢いよく燃え上がります*
いや!違う、こっちに燃え上がっても意味ない。。ww
写真がちょっと微妙ですが、本来炎が勢いよくあがるのは、ペール缶の上からです。この写真はちょっと手前の火付けの状態。このあとちゃんとペール缶の方から火が出ました。でもこれはこれでどうやら成功のようです。
早速料理開始
このロケットストーブの凄いところは小燃料(少しの木材)で高火力なところ。つまり暖(だん)をとるより、手っ取り早く調理をすることに向いています。
まずは豚汁から作ってみます*こんな風に下から廃材を入れると、火の流れが上のお鍋の方に向かっていきます。この木の入れ方が良いですね。この写真がいい例です。一気に火力はMax!10分そこらで煮立ってきました**
ぐつぐつ!早いですね!すぐに火力は上がりますが、木を入れ続けないとすぐに火は燃え尽きてしまいます。そしてこのロケットストーブ、2次燃焼なので煙はあんまりでません。
結局このロケットストーブの何が良いかというと。。。ガスを使わずに木という持続可能なエネルギーでご飯が炊けたり、お湯が沸かせたり調理全般ができることなんです。しかも持ち運び可能で木が少量で済むこと。火力が高いので、アウトドアで直ぐに調理したい場合にお勧めです。そんなシーンある?それがあるんです!
例えば災害時。
災害が起きてインフラが止まっても、木という燃料をストックしておくことで、様々な生活が可能になるということですね。今は山も数十万円くらいで販売しています。一つ山を買って、薪を切り出しストックしておくことで、冬場のガスや暖房の代わりなります。石油燃料(海外輸入)から、少しずつ木(国内で完結かつ持続可能でエコ)に替えていくことを始めている今日この頃です。
そして、この作ったロケットストーブは今週。工場に持っていってサラメシをやってみたいと思います(^^♪
今日、作ったものは【白ご飯】【豚汁】【湯沸かし】【焼肉】そしてカツオの藁焼き。。。。これがわずか、みかんコンテナ1個分の端材で出来るからめちゃくちゃ省エネですね(^^♪
ちなみに、藁を入れると大惨事に。。。。かなり燻されてしまった。。。原田さんも煙たそうです。。。(笑)あ、それとすすが出るので、家の中ではできないですね。あくまで外で調理をする時に大活躍します。ではまた。次は工場での調理を今度はご紹介できればと思います*