10月、家族でいの町の「星と灯りのフェスティバル」に行ってきました。
会場は、グリーン・パークほどの。僕たちの住む高知の自宅から、車で1時間半ほどの道のりです。少し遠出になりますが、行ってよかったなぁと思える、とても良い時間でした**

夜の森に、手作りの灯り

暗くなった会場には、色も形も違うキャンドルがあちらこちらに。手作りのキャンドルに火が灯ると、夜の景色がゆっくりと変わっていきます。
一つひとつの色がやわらかく浮かび上がって、なんとも神秘的な雰囲気でした。灯りを眺めているだけで、気持ちが少しほぐれていく感じがします。

会場には音楽が流れ、おいしいものを楽しめるお店もありました。星空を楽しむ企画もあって、大人も子どもも、それぞれの楽しみ方で過ごせるイベントです。

娘には「お山のパーティー」
子ども連れの方もたくさんいて、4歳の娘も楽しんでいました。
最近、娘はSEKAI NO OWARIの「炎と森のカーニバル」のミュージックビデオを見ていました。森の中に灯りがともって、音楽が流れて、人が集まっている。そんな景色が、娘の中でつながったのかもしれません。

帰り際に、楽しそうにひと言。
「お山のパーティーだね」
なるほど、確かにお山のパーティーですね(笑)。
大人はつい「きれいだったね」と言ってしまいますが、娘には娘なりの言葉で、この夜の楽しさが残ったようです。そんなひと言も、うれしい思い出になりました。

いろいろな人の力が集まって、ひとつの夜に
このイベントで、もうひとついいなぁと思ったのは、いろいろな人が関わって、この空間をつくっていることです。
今年は10月10日・11日の2日間にわたって開催。キャンドルの空間をつくるmowcandleさん、音楽を届けるSUNEO、TAO-P、TOMOHARU、t0m0l0wの皆さん、食べ物やクラフトのお店など、それぞれの得意なことが集まっています。
星空観察には、高知大学天文サークル「星の会」も参加。星空を案内してくれる人がいることで、夜空を見上げる時間にも、楽しみが広がりますね。
灯りがあって、音楽があって、おいしいものがあって、星のことを教えてくれる人がいる。一つひとつを違う人が担いながら、同じ場所でひとつの夜をつくっている。僕は、このあり方にとても共感しました。
出演者や出店者、開催内容は、いの町観光協会の公式イベント案内でも紹介されています。

灯りと一緒に届いた、作り手の気配り
今回、特に印象に残ったのは、キャンドルアーティストの方が会場を回っていた姿です。
足元が暗いところではお客さんに声をかけ、一つひとつキャンドルを灯していく。作品を飾るだけでなく、その場所で過ごす人たちを気にかけている様子が、とても良いなぁと思いました。
手作りの灯りの美しさに、作った人の気配りも重なって、会場の心地よさにつながっていたように感じます。
参加した人と、作った人が、同じ場所で言葉を交わせる。こういう関わりのあるイベントが、長く続いていくといいですね。
灯りを、家に持ち帰る
このイベントでキャンドルを買わせていただき、家で灯しました。

誰が作ったのかを知って、その人と言葉を交わして、自分で選んで買う。そうして家に迎えたものには、自然と愛着が湧きますね。大事に、大事に使っていきたいと思っています。
ものを買うとき、見た目や使いやすさ、値段も気になります。でも、そのものが生まれた背景や、出会ったときの気持ちも、僕にとって大切な選ぶ理由になるんだなぁと感じました。
一つのものを使う時間が、思い出を楽しむ時間にもなる。こういうところに、暮らしや心の豊かさがあるのかもしれません。
僕たちも、人が集まる場所をつくりたい
なかよしライブラリーでは今、学校再生プロジェクトを進めています。木のおもちゃや子ども家具を作る工場に加えて、家族連れや地域の方々が集まり、ものづくりを楽しめる複合施設にしていきたいと思っています。
これから、その場所でいくつかのイベントも開催していく予定です。今回のキャンドルのある空間は、そのことを考えるうえでも、とても参考になりました。
僕たちのものづくりに、地域の方や、違う分野で活動する方の力が加わることで、訪れる家族の楽しみも広がっていく。そんなふうに、いろいろな人と関わりながら、場所を育てていきたいです。
どんな人が作っているのかが見えて、使ってくださる方の声も、作り手にちゃんと届く。なかよしライブラリーを、そんな会社にしていきたいなぁと改めて思いました。
僕たちが作る木のおもちゃや家具も、作り手の思いが届いて、使う方に長く大切にしてもらえたらうれしいですね。
家族で楽しんだ休日でしたが、ものを買うこと、使うこと、そして作ることについても、改めて考える一日になりました**
娘の言う「お山のパーティー」のように、子どもにも大人にも、楽しい思い出が残る場所をつくっていきたいですね。
ではまた!!

