いちご、スイカ、人参、大根!木でつくる畑の遊具が完成
お客様からご相談をいただいて約半年。
試作を重ねながら、ようやく完成したのが、子どもたちが室内で「収穫体験」を楽しめる木製の畑の遊具です。
今回いただいたご要望は、「保育園の農園で、子どもたちが野菜を収穫する体験をしています。雨の日や雪の日でも、畑の体験ができるようにしたい!」
というもの。
実際の畑で土に触れ、野菜を見つけ、「採れた!」と喜ぶ。
そんな体験を、室内でも遊びとして楽しめるように。
開発担当メンバーが約半年かけて形にしました。
「収穫する」って、子どもにとって特別な体験

スーパーに並んでいる野菜を見ることはあっても、野菜がどのように育ち、土の中でどんな姿をしているのかを見る機会は、意外と少なくなっています。
だからこそ、保育園やこども園での農園活動には大きな意味があります。
土に触れる。
野菜の成長を見る。
自分の手で収穫する。
そして、採れた野菜を使って遊んだり、食べたりする。
今回の「畑の遊具」も、”食育”に積極的に取り組んでいる保育園様からのご依頼。そんな食育や自然体験につながる遊びを、室内で楽しめるものにしたいという思いからスタートしています。
とはいえ、今回はまったくのゼロからの開発。
「どうやって木を丸く加工しよう?」
「野菜を引っ張ったときに、本当に畑から“ズボッ”と抜けたように感じてもらうには?」
「子どもが遊びやすい大きさは?」
「壊れにくくするには?」
「あれをこうしたらどうだろう?」
「なかよしライブラリーらしさ」を出しながら野菜を表現するには?
開発担当の青木さんと「あーでもない、こーでもない」と話しながら、一つずつ試作していきました。
見た目だけではなく、子どもが実際に触って、引っ張って、収穫して楽しいこと。
そして、保育の現場で長く使ってもらえること。
その両方を考えながら、少しずつ形を整えていきました。
いちごとスイカの畑

いちごとスイカの畑です。スイカが少し小さいかもしれませんが、子どもたちが持ちやすいということも考慮しています。いちごと同じ大きさなので、ミニスイカです。
マグネットで木に止まるようになっています。

人参と大根の畑

人参と大根の畑は、ズボッと抜けた感じが出るように、底に行くほど空間は狭くなっています。中は合皮を使って土を表現。

塗装は木目を生かして、薄塗りに仕上げています。これは最後に変更した点で、なかよしライブラリーの自然素材を活かしたものづくりならではかと思います。木そのものの表情を残すことで、子どもたちが触ったときにも木の温かさを感じてもらえるようにしています。
きゅうりとトマトの畑
トマトときゅうりの畑はマグネットで固定ではなく、ひっかけ式にしました。ひっかけるだけなので、他のお野菜のオーダーが入った時も転用しやすい構造になっています。
「ピーマンやオクラも欲しい」「園で育てている野菜を入れたい」
といったご要望にも対応しやすくなります。
実は、ここは今後の商品展開を考えるうえでも大切なポイント。できるだけシンプルな構造にすることで、野菜の種類を増やしたり、必要な野菜だけを追加したりできるようにしています。

今後は、オクラやとうもろこしなども仲間入りする予定です。
例えば、園の畑でトマトを育てているならトマト。
夏にとうもろこしを育てるなら、とうもろこし。そんなふうに、実際の農園活動と室内でのごっこ遊びがつながると、もっと面白くなるのではないかと思っています。
「今日、畑でトマトが採れたよ」「じゃあ、お部屋でもトマトを収穫してみよう!」そんな遊びの広がりが生まれたら嬉しいです。

3台を並べて使える

3台をアイランド型にして設置すると、みんなの中心に畑があって、いろんなままごと遊びに発展していきます。

畑の遊具の試作品は一旦ここまで。本格的に販売開始するにはまだ時間がかかりそうですが、野菜の種類も増やることに加え、単品販売も考えています。
子どもたちがより創造力を働かせてママのお手伝いが真似できるように、これからも室内空間をより魅力にできる製品を開発していきます。
みなさま販売開始までどうぞお楽しみに**

