20期決算報告と21期の取り組み
株主の皆様いつもご支援いただきありがとうございます。20期(2025年3月〜2026年2月期)のご報告と21期の取り組みについてご報告させていただきます。

当社は今年で設立丸20年を経過しました。創業から数えると40周年の記念すべき年となります。盛大にみんなで祝うということはできませんでしたが、前期はこの20年の中でも大きく動く一年となりました。それは高知工場を閉鎖し、香川県へ工場を統合という改革です。工場移転は機械などの移動に一時的なコスト増と、これまで支えてくれたメンバーとの別れなども伴いました。この1年で十分準備を整えてきたつもりでしたが、現在も新工場稼働には改善すべき課題が残っています。
それでも移転を決意した背景には、廃校になった小学校という環境が我々の事業にとって大きな相乗効果を生んでくれると考えたからです。今後はお客様に開かれた工場にしていく一方で、地域にも貢献できる複合施設として環境整備を進めていきます。
今後ともよろしくお願いします。
20期決算報告
決算内容はこちらより閲覧できます。
※PDFを開くにはパスワードが必要です。パスワードは事前にメールにて送付致します。
第20期(2025年3月〜2026年2月)は、売上高4億1,625万円、前年比で110%の伸びとなりました。一方で、積極的な組織強化、製造体制整備(工場移転含む)を進めたことで一時的に出荷が落ち込み。そして旧高知工場の売却などで一過性の特別損失を計上した結果、当期純損失△4,940万円となりました。
しかし、本年度の損失には、固定資産売却損や一時的な雑損失など来期以降には発生しない費用が含まれております。また、前期と比べ粗利益率は42%→48%へ改善しており、期中による工場統合による効果と価格改定による効果が現れており、今期はさらに改善を見込んでいます。丁寧に作った商品を適正価格でお客様に届ける。そしてアフターフォローまで手厚く行う。今後は「売上規模」ではなく、「利益を伴う成長」へ経営を転換していきます。
財務面では、現預金約2.45億円を維持しており、製造設備やブランド基盤への投資も継続しております。短期的には利益改善を最優先課題としつつ、長期的には「子どもの豊かな成長を創造する」というvisionのもと、高付加価値な製品づくりと持続可能な成長を目指していきます。
21期の取り組み
今期は大きく4つのことに取り組んでいきます。取り組みの基盤になるものとして我々のmission、visionをあらためて具体的に再定義しご共有したいと思います。
mission 【森林から価値を生み出そう】
なかよしライブラリーは、日本の森林資源に新しい価値を生み出すことを使命としています。国産材を積極的に活用し、子どもたちや暮らしに寄り添う製品へと形を変えて届けることで、林業の活性化や山の循環につなげていきます。木を使うことが、地域や自然を守ることにもつながる。私たちは、ものづくりを通じて社会に貢献していきます。
vision【子どもの豊かな成長を創造する】
ビジョンとは具体的かつ未来の姿です。我々のお客様は誰か?”子どもがいる家庭”ということが明確になりました。子どもが生まれたタイミングで生活環境もガラリと変化します。我々はそんな家庭に向けて環境を整えるおもちゃ、遊具、家具やサービスを提供することで子どもの居場所づくりと親御さんの不安を解消していきたいと考えています。今後も子どものいる暮らしの環境改善を事業の軸とする。その上で顧客に幸せを与える商品、サービスを提供していきます。
では、ここから今期21期に取り組む具体的な内容をご紹介します。
1.コーディネートできる会社に

WEBサイトでは子ども部屋のコーディネート、リビング学習スペースの活用方法、子ども用の家具を使うと子どもの学習環境がこんなにも変化します。などの商品単品ではなく、空間全体を整えていく提案に今後はシフトしていきます。実店舗もコーディネートされたお部屋環境を体験できるように改善を行います。
2.法人ページの再構築

我々の強みはオンラインサイトと実店舗の両方を持っていることです。検索のボリューム自体は少ないのですが、法人(保育園)のお客様も直接オンラインサイトで購入するケースが増えてきました。それを踏まえて今期は法人ページの強化を進めていきます。法人のお客様は購入方法も様々です。サイトに掲載できない情報はすぐにオペレーターにつながるように設計し、お客様と直接対話する機会を増やしていきます。
3.専任の協力企業との連携

現在も大きな課題となっているのが納期です。玩具は1ヶ月、家具や遊具に至っては2ヶ月以上かかっています。納期の短縮についてはこれまでも取り組んできましたが、今期はようやく専任の協力企業様と提携することができました。今後カスタムオーダー品の製作を中心に全面的な協力体制で進めていきます。弊社の同じシステムの導入や見積もりまでの流れを仕組み化することでスムーズに金額の提示も行えると考えています。
専任協力企業 株式会社テナンズ様
4.工場を複合施設へ

2026年4月、株式会社なかよしライブラリーは、旧財田上小学校を正式に取得いたしました。この場所を、木工製造を行う新たな工場として活用するとともに、「木にふれ、ものづくりを体験できる複合施設」としてリノベーションを進めてまいります。これまで株主の皆様には、十分なリターンをご提供できていない部分もあったと感じています。しかし我々は配当や数字だけではなく、「会社との関わりそのもの」が価値になるような関係づくりを目指しています。

キッズルームのイメージ
今後はこの施設を通じて、
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工場見学 保育園の子どもたちや一般のお客様を招待
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木工体験 夏休み利用や学校の課外学習としての利用
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イベント開催 お客様同士が交流できる場づくり
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地域との交流 地域に開放した食堂やキッズルーム
など、実際に現地へ足を運んでいただける機会を増やしていきたいと考えております。なかよしライブラリーの取り組みを株主の皆様にも身近に感じていただき、間接的であっても継続的なつながりを持っていただける場所へ育てていきます。
以上の4つの柱を今期は進めていきます。結果として売上高5.2億円 営業利益3千万を目指します。20期は赤字決算のため配当、プレゼントはなしとさせていただきます。2年連続でプレゼントを提供できていないことに対しては大きな責任を感じています。
一方で、この2年間は、
- 原材料価格の高騰
- 物流費や人件費の上昇
- 製造体制の再構築
- ブランド価値向上への投資
など、大きな環境変化への対応と、将来に向けた構造改革を進めてまいりました。今期からは利益体質に改善し大きく飛躍していく段階にきています。
特に工場施設のリノベーションは我々とお客様を繋ぐリアルな体験の場所として活用していきます。遠方のお客様にも「わざわざ行きたい!」と足を運んでもらえるような子どもも大人も楽しめる魅力を発信し続けていきます。引き続き温かいご支援をいただければ幸いです。
株主総会オンライン開催のお知らせ
5月8日(金)13時〜 オンラインで株主総会を開催致します。株主の皆様はご参加いただけますので、参加を希望のお客様は下記よりお申し込みをお願いいたします。

