令和2年4月より東京都足立区にある帝京科学大学千住桜木保育園様が開園しました。また帝京科学大学生(幼児保育学科)は保育実習の場としても日常的に交流し常に最新の情報に触れることが出来ます。
今回は開園にあたってヒノキを使ったテーブルやイス等の木製保育家具を納品させていただきました。
日常保育の中では保育室内で仕切りが必要になる場面が多々あります。特に0歳～1歳までの子どもたちはまだ幼く、保育士の指示を理解することはできません。安心して保育することや子どもが快適に過ごすために、お部屋を仕切ることは欠かせない保育用品のひとつと考えています。
パーティションの床板部分を斜めにカットすることで、段差をなくしスムーズに通り抜けれる工夫をしています。
扉を持ち上げることでドアロック解除される仕様になっていますので、小さな子どもが開けることはできません。一見シンプルな仕様ですが、金物も使用しないことでよりスタイリッシュで安全性も配慮されています。
なかよしライブラリーが提案するパーティションは高さ70㎝までのものです。70㎝を超えるものになるとせっかく広いお部屋に圧迫感を感じさせたり、子どもの表情や行動が見えにくくなってしまいます。
また格子の仕様にすることでより解放感が生まれお部屋の雰囲気にピッタリです。
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スムーズな移動を実現可能に。 -
持ち上げてドアロック解除
テーブルは0歳～5歳児室に各年齢にあったテーブルのサイズを設置しました。なかよしライブラリーでは定番サイズの他、ご希望に合わせたサイズでお作りすることが可能です。
0歳～1歳児室
身体の小さな0，1歳の子どもにはお食事やお絵かきとしても。あまり大きなテーブルでなくても90㎝程度あればちょうどいいサイズです。
高さ34㎝のテーブルに合わせるのはもちろん変化いす。裏表で座面の高さが違う分一人ひとり成長に合わせて使えるのが特徴です。
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0歳児室 -
1歳児室 -
変化いす【スタッキング収納】
2歳～5歳児室
2歳になるとテーブルの上での作業も自分で出来始め、いろんなことに興味も持ち始めます。少しずつ大きなテーブルでゆったり座ることをおすすめします。
机の高さに合わせて椅子も高さを変えています。
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5歳児室 -
4歳児室
各お部屋の入り口にはオリジナルのプレートを設置しました。デザインのひとつひとつがオリジナルで製作し、まさに世界に二つとないこだわりのプレートになりました。
イラストの色合いは一切着色せず、元々の木の色合いを利用して濃淡を表現しています。勿論、細かい穴や文字も手作業で切り抜いていきます。
時代の進歩によって少しずつ手作業も減り機械化が進んでいる時代ですが、この仕上がりは職人の手作業なしに生み出すことはできません。
私たちが大切にしていることは出来る限り自然に近い状態のままで使っていただくということ。子どもが多く集まる保育施設では接着剤に含まれる化学物質に過敏なこどもたちもいます。快適に安心して過ごせる環境を提供する為に最低限度の接着剤のみ使用し、また、食品レベルの高い安全性を誇る天然オイルを塗布することで木本来の良さを感じていただけます。
ご依頼いただいた注文に対して、丁寧に仕上げてお届けすることは当然の使命ですが、私がとても大切にしていることは、お困りのことを一緒に解決していくこと。そしてお客様と話した経験がまた次に生きていきます。どんな小さな悩みでも真摯に向き合い、そして子どもたちにとって最適な環境を提案していくことが私たちのあるべき姿だと考えています。
