
木のおもちゃってどんな木でできてるの?
なかよしライブラリーのおもちゃには、国産の広葉樹や針葉樹が使われています。節の少ない美しい部分を選び、職人が丁寧に仕上げています。
子どもが夢中になる理由は「木のちがい」にあった
木のおもちゃは、木材の種類によって色も手ざわりも異なります。それぞれの木がもつ自然な個性が、子どもの五感を刺激し、遊びの世界を豊かに広げてくれるのです。
木のちがいを体感できる、遊びのアイテムたち
たとえば、色・香り・手ざわりの違いをそのまま感じられる「そだちの積み木」や、木のやさしい音や動きが楽しめる「ころころ動物」など、木の個性を五感で楽しめるおもちゃはたくさん。遊びながら自然と木に親しむことができます。
そだちの積み木
5~15種類の国産材を使った積み木セット。木そのものの自然ないろあいで、カラフルな表情を楽しめます。遊びながら木の個性を手で感じ、自然と「木っておもしろい!」という気づきにつながります。
ころころ動物
木の温もりと音のやさしさが魅力の転がし遊び。木材の違いがそのまま色や質感に表れ、動きにも個性が。動かすたびに、愛着が深まるおもちゃです。
木のおもちゃの素材に注目してみよう
木のおもちゃは木材の種類によって印象が大きく変わります。見た目の色合いやさわり心地、香りまで違いがあり、それぞれの木にしかない魅力が詰まっています。
サクラの木
ほんのり赤みがかった、やさしい色味が特徴です。表面はすべすべとなめらかで、ぎゅっとしまった硬さがあります。ツヤが出やすく、長く使うほど美しく育っていく木です。
ブナの木
きめ細やかで、明るくナチュラルなベージュ色。やや重たくてしっかりとした硬さがあり、たたくとコンコンと響きます。表面に小さな「すじ」のような模様(放射組織)が見えるのも特徴です。
ホオの木
やわらかなグリーンがかったグレー色で、手ざわりもふんわりとやさしい感触。軽くてやわらかめの木なので、小さなお子さまにもぴったりです。加工しやすく、昔は下駄やまな板にも使われていました。
カヤの木
ほんのり黄色みがかった、落ち着いた色合い。しっかりとした硬さがありながら、なめらかな肌ざわりです。実は、香りも特徴のひとつ。ほんのりと甘くて爽やかな香りがします。
「推しの木」が見つかるかも!
気づくとおもしろい木の個性
「木ってどれも茶色くて同じ」そんなふうに思っていた方にこそ知ってほしい、木の“ちがい”の世界。実は木にも“色白さん”や“いい香りさん”、“すべすべ肌”のような個性があり、手に取るだけで違いがわかるほど。なかよしライブラリーでは、そうした“木のキャラ”を活かすようにおもちゃづくりをしています。どの木を選ぶかによって、見た目や手ざわり、音の感じまで変わるからおもしろい。
木を見て、触れて、好きになる。選ぶ楽しさもお届けしたい
積み木や動物モチーフのなかにも、ひとつひとつ違う木が使われていて、まるで図鑑のように木を楽しめます。木のことを難しく考えなくても、遊ぶうちに自然と木の個性が感じられます。ぜひ手に取って、比べてみて、あなたの「推しの木」を見つけてください。
知ると木のおもちゃをもっと楽しくなる
木のおもちゃは、見た目や遊び心地だけでなく、触れることで木の個性を感じられるのが魅力です。遊びながら木材の違いを楽しむことで、自然への興味も深まります。手ざわりや香りを親子で感じながら、「この木が好き!」を見つける時間を楽しんでみてください。