
9 月15 日は、敬老の日。
子どもにとって、おじいちゃんやおばあちゃんは特別な存在ですよね。
私自身も“おじいちゃんっ子”で、大人になってからも、一緒に喫茶店へ行ったり、カラオケで歌ったりと、たくさんの思い出があります。
でも、なかなか会えない距離に住んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなときは、絵本が橋渡し役に。ページを開けば、おじいちゃんやおばあちゃんの存在を、ぐっと身近に感じられます。
そこで今回は、個性豊かなおじいちゃん・おばあちゃんが登場する絵本を3 冊ご紹介します
『おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん』
作:長谷川義史
出版社:BL出版
自分のおじいちゃん、そのまたおじいちゃん...さらにそのまたおじいちゃんと、何世代にもわたる家族のつながりを描いた絵本です。
「ひい」を重ながら、何代にもさかのぼる展開が続き、時代は昭和、大正、江戸、そして原始へ!?
読みどころは、見開きいっぱいに広がる「ひい」の連なり! 声に出して「ひいひいひい...」と読むたび、子どもの笑い声が響きます。 (私は、途中から10 倍速で読んでいます 笑)
親子で絵本を楽しみながら、ルーツの旅に出かけてみませんか?
『おじいちゃんのくしゃみ』
作:阿部結
出版社:福音館書店
「おじいちゃんのくしゃみは せかいいちすごいくしゃみなんだよ」
おじいちゃんの豪快なくしゃみをきっかけに、ちょっとドタバタで楽しい日常が展開されます。
クレヨンやおえかきの絵を吹き飛ばし、木の上のリンゴを落とし、猛獣を追い払い、さらには空を飛ぶ!?
「そんなわけないじゃん!」の連続が楽しい、ナンセンスな世界観。 孫思いのおじいちゃんの愛情が伝わる、ユーモアたっぷりの1冊です。
『もったいないばあさん』
作:真珠まりこ
出版社:講談社
ものを大切にする知恵を教えてくれる“もったいないばあさん”。
短くなった色鉛筆も、食べ終わったみかんの皮も、知恵と工夫で新しい姿に生まれ変わります。
物があふれる今の暮らしでは、“もったいない”を実感する機会は少ないかもしれません。 それでも、未来を生きる子どもたちに伝えたい大切な心。
シリーズを通して、さまざまな形で描かれているので、気になったお話から手に取ってみるのもおすすめです。
絵本がつなぐ、おじいちゃん・おばあちゃんへの思い
敬老の日は、おじいちゃん、おばあちゃんに「ありがとう」を伝える大切な日。
絵本を通して、おじいちゃんやおばあちゃんの存在を身近に感じながら、親子で一緒に感謝の気持ちを伝えてみませんか?
1 comment
もったいないばあさん大人が読んでも勉強になりますよね☺️
木の商品も大切に長く使い続けたいです*いつも記事を楽しみにしています*