vol.5 敬老の日に読みたい 「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

9
15 日は敬老の日。
子どもにとって、おじいちゃんやおばあちゃんは特別な存在ですよね
私自身もおじいちゃんっ子で、大人になってからも、一緒に喫茶店へ行ったり、カラオケで歌ったりと、たくさんの思い出があります。

でも、なかなか会えない距離に住んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなときは、絵本が橋渡し役に。ページを開けば、おじいちゃんやおばあちゃんの存在を、ぐっと身近に感じられます。
そこで今回は、個性豊かなおじいちゃん・おばあちゃんが登場する絵本を3 冊ご紹介します

 

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

 

おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん』 

 作:長谷川義史 
 出版社:BL出版

自分のおじいちゃん、そのまたおじいちゃん...さらにそのまたおじいちゃんと、何世代にもわたる家族のつながりを描いた絵本です。 
「ひい」を重ながら、何代にもさかのぼる展開が続き、時代は昭和、大正、江戸、そして原始へ!? 
 
読みどころは、見開きいっぱいに広がる「ひい」の連なり! 声に出して「ひいひいひい...」と読むたび、子どもの笑い声が響きます。 (私は、途中から10 倍速で読んでいます  笑) 
親子で絵本を楽しみながら、ルーツの旅に出かけてみませんか? 

 

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

 

『おじいちゃんのくしゃみ』

 作:阿部結
 出版社:福音館書店

「おじいちゃんのくしゃみは  せかいいちすごいくしゃみなんだよ」 
おじいちゃんの豪快なくしゃみをきっかけに、ちょっとドタバタで楽しい日常が展開されます。 
クレヨンやおえかきの絵を吹き飛ばし、木の上のリンゴを落とし、猛獣を追い払い、さらには空を飛ぶ!? 
 
「そんなわけないじゃん!」の連続が楽しい、ナンセンスな世界観。 孫思いのおじいちゃんの愛情が伝わる、ユーモアたっぷりの1冊です。 

 

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

 

『もったいないばあさん』 

 作:真珠まりこ 
 出版社:講談社

ものを大切にする知恵を教えてくれる“もったいないばあさん”。 
短くなった色鉛筆も、食べ終わったみかんの皮も、知恵と工夫で新しい姿に生まれ変わります。 
 
物があふれる今の暮らしでは、“もったいない”を実感する機会は少ないかもしれません。 それでも、未来を生きる子どもたちに伝えたい大切な心。 
シリーズを通して、さまざまな形で描かれているので、気になったお話から手に取ってみるのもおすすめです。
 

絵本がつなぐ、おじいちゃん・おばあちゃんへの思い

 

なかよしライブラリーの絵本紹介 敬老の日に読みたい  「おじいちゃん・おばあちゃんが主役の絵本」

敬老の日は、おじいちゃん、おばあちゃんに「ありがとう」を伝える大切な日。
絵本を通して、おじいちゃんやおばあちゃんの存在を身近に感じながら、親子で一緒に感謝の気持ちを伝えてみませんか?

Back to blog

1 comment

もったいないばあさん大人が読んでも勉強になりますよね☺️
木の商品も大切に長く使い続けたいです*いつも記事を楽しみにしています*

きいちゃんパパ

Leave a comment

この記事を書いた人

名前:エリー
役割:絵本の魅力を届ける人
出身:愛知県
よくいる場所:
好きな木:ヒノキ(温泉のヒノキ風呂が、最高の癒しです)
好きな言葉:10000 回だめで へとへとになっても10001 回目は 何か変わるかもしれない(DREAMS COME TRUE さんの『何度でも』は、カラオケの十八番♪)

絵本専門士・アナウンサーの野田英里です。
思い出の1 冊は、『わたしのワンピース』 (絵・文 にしまきかやこ / 出版社 こぐま社)
「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」
大人になって再会した時、母が読んでくれた抑揚が自然と口をついて出てきたフレーズ。
記憶はなくても、絵本を読んでもらった思い出は、心の奥深くに大切に残っているのだと実感しました。
かけがえのない親子の時間がより豊かになるよう、おすすめの絵本や楽しみ方のポイントなどをお届けしていきます。