薗部産業 めいぼく椀 さくら

薗部産業とは

神奈川県小田原の豊かな自然に囲まれた地で、70年以上にわたり木の器づくりを続ける「薗部産業」。原木の製材・乾燥・加工・仕上げまで一貫して手がけ、国産木材の美しさを最大限に活かしています。
熟練の職人が自ら鍛えた刃物で削り出す器は、木目の美しさと手に伝わるやわらかさが特徴。仕上げの塗装や漆塗りにも伝統の技が息づき、日常の食卓で安心して使えるよう工夫されています。
料理を引き立て、暮らしの中で長く愛される器をつくり続けています。

木目の表情がやさしい「めいぼく椀」

ころんと丸く、手のひらになじむ木のお椀「めいぼく椀」。
手づくりのぬくもりと使いやすさで愛され続けています。木目の表情はひとつひとつ異なり、世界に同じものはありません。
お味噌汁はもちろん、スープやサラダにもぴったり。口あたりのよい薄い縁と、両手にしっくりなじむ丸みのあるフォルムが魅力です。

子どもたちにも使ってほしい理由

手のひらから伝わるぬくもり

木のお椀には、やわらかなぬくもりや、ほのかな木の香り、すべすべとした手ざわりなど、自然の心地よさがつまっています。
ちいさな子どもの手はとても敏感。五感を育てる最初の食器としても、木のお椀はとてもおすすめです。

安心して使えるやさしさ

木は熱を伝えにくいため、温かいお味噌汁を入れても器が熱くなりすぎません。
子どもが自分でお椀を持つようになる時期にも、ぴったりの食器です。

「自分のお椀」がうれしい

毎日使ううつわだからこそ、「自分のお椀」があることで、食事の時間がちょっと特別になります。
木のお椀は丈夫で、長く使うほどに色やつやが変わり、子どもの成長とともに味わいが増していきます。
お手入れをしながら大切に使う体験は、「ものをたいせつにする心」を育ててくれます。

さくらのめいぼく椀

やさしい色合いと、きめ細かな木肌が美しい「さくら」のお椀。ほんのりピンクを帯びた木目は、食卓にあたたかくやわらかな印象を添えてくれます。ほどよい硬さで扱いやすく、毎日の食事にぴったり。

※写真は左がさくら、右がけやきです。
※木は自然が育む素材です。そのため、ひとつひとつ、色や模様などの表情に違いがあります。写真は一例としてご覧ください。

お椀の大きさの目安

中サイズ

Φ11.5cm × 6.8cm
八分目の容量の目安：280ml
大人のごはん椀、スープやお味噌汁に

大サイズ

Φ13cm × 7.4cm
八分目の容量の目安：330ml
具だくさんのシチューや煮物、小さな丼ものに　

使用上の注意・お手入れ方法

「めいぼく椀」は天然の木から生まれた器です。長く美しくお使いいただくために、次の点にご注意ください。

• 電子レンジ・食器洗い機・食器乾燥機は使用できません。
  変色や歪みの原因になります。

• 熱湯を直接注ぐのは避けてください。
  100度近い熱湯を注ぐと、木の中にあるわずかな水分が急激に蒸発し、かたちが歪むことがあります。

• 洗うときはやさしく。
  熱湯につけたり、水に長時間つけ置きせず、やわらかい布やスポンジで洗ってください。強くこすると塗膜がはがれることがあります。

• 洗ったあとはしっかり自然乾燥を。
  やわらかい布で水気を拭き取り、風通しのよい場所でしっかり乾かしてから収納してください。