年明けにキッズルーム提案の機会をいただいて約2か月。兵庫県でも地元高知でもいろいろな方々の協力をいただきながら、4.5畳ほどの小さなキッズルームのデザイン提案をさせていただきました。レンタルの仕事の大きな一歩になりそう!(^^)!

LEXUS尼崎木のキッズルーム地元材の活用

LEXUSのキッズルームを任せてもらえる。ってだけで楽しみな仕事です。

想像以上の仕上がり具合。杉の床に、家具はヒノキ。木製のタペストリーは高知の組子職人【土佐組子】の岩本さんに作ってもらいました。

なかよしライブラリーLEXUSキッズルーム — 兵庫材の活用を説明した入口ボード

全て国産材を使った手作りのキッズルーム。材料は地元兵庫材をメインにしています。地元材はシェアウッズの山崎さんが相談にのってくれました。間伐材はもちろん、兵庫県の街路樹も再利用。そのこともキッズルームに遊びに来たお客様にアピールできるかなってことで、表示も付けてみた。

壁以外全部本物の木

やっぱり木だけの空間って気持ちが良い。コンパクトなキッズルームなので木の香りが部屋中に広がります。

日本らしさを大切に＊

お客さんであるネッツトヨタ神戸さんからはLEXUSらしいキッズルームを。という依頼を受けました。大きさは4.5畳ほどのキッズルーム。はて。。どうやってらしさをだそうかなと思い、やっぱりmade inJapanのものづくりが前面に出ているようなキッズルームを提案してみようと思いました。

自分たちの仕事だけでは限界があるので、伝統工芸の組子や地元兵庫県の木を何とか使いたかった。床材は杉やヒノキが日本らしくて良いなと思っていたけど、どうしても傷が入って徐々に傷だらけになっていくのは、味わいとして見れなくもないけど、やっぱり高級車を扱っているお店ではちょっと。。。

ということで、杉の圧縮技術を持っている後藤製材所さんに相談し、無塗装の杉圧縮材を調達してもらった。これは杉なんだけど、強度がナラ材のようになる。ようはとても硬く傷もつきにくいというフロア材。通常は塗装などで保護してシミ防止などしますが、この技術だとそもそもシミも染み込まずにサッと拭き取れる。しかも天然オイル塗装＊

組子、地元材、先端の木材加工技術がこの4.5畳の空間にいろいろと詰まっています。お客様をキッズルームに案内する時に、このキッズルームはですね。。。って一言二言、そこでお客様との話題作りのきっかけになる。そんなキッズルームになったと思います＊