僕と私の本棚材料が選択できるようになります。

丸太の買い付けから、数か月が経ちました。いよいよお客様に向けてその材を使う時がきましたよ。さてどんな表情を見せてくれるのか。。。楽しみだ!!

ひのきの丸太

 

僕と私の本棚の材料を選べるようになりました。

僕と私の本棚

さて、人気の僕と私の本棚が幅はぎ材(数枚の板を横方向に継いだもの)1枚板への製造の両方をお客様が選択できるようになりました**理由は木の表情を楽しみたいお客様と、節がなく機能性が担保されればOKというお客様の両方の声に耳を傾けた結果です。

僕と私の本棚

ってどういうこと?という方のためにさらに詳しく。上の写真のように、これまでは3枚の板を横方向につなぎ合わせて材料を作っていたのに対して、1枚板タイプは1枚の広い板をそのまま使います。

何が違うの?

僕と私の本棚

さて、そこで何が違うの?ってことですが、まず以下の違いがあります。

  • 接着剤が少なくなる→より自然に近くアレルギーにもさらに安心に
  • 木の表情が豊かになる→一枚板は木の育った環境が木目に影響するので表情豊かな木目の詰まった見た目に変わります*
  • 節のデザインが楽しめる→節のデザインが楽しめて、届いた家具は世界に一つの特別な家具に
  • 樹齢が100年以上の木をそのまま使用する。
  • 山に資金が還元→良質材を直接買い付けることで間接的に山に資金が還元されます。
  • 木の出どころが分かる→市場で直接買い付けた材料のため、どこの山でいつ伐採されたものかが分かるようになる。

通常材と一枚板の違い

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より自然に近い形でお届け

僕と私の本棚
一枚板の側板の表情

そもそも、なぜ板を継ぎ合わすかというと、家具の幅(奥行)は40㎝とか30㎝とか広い材を必要とします。なのでその幅を確保するのには板を継ぎ合わさないと家具が作れないからですね。

ヒノキの丸太
直径70㎝の高級ヒノキ

でも、「一枚の幅の広い木をそのまま使えばいいじゃない?」って疑問に思うかもしれませんが、おっと考えてみて下さい。木は綺麗なもの、幅の広いものほど珍しく本数が少ないため高級材として市場では高値で取引されています。

ヒノキの一枚板

なので、板を貼り合わせて板を作る方が扱いやすいし、量産に向いている訳です。(もちろん板を継ぎ合わせるにも高い技術が必要ですが)

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森の恵みをそのまま生かす意味

ヒノキの節

でも本来は幅が広く、木目の詰まった”良材”をぜひお客様に使ってもらいたい!そう考えています。市場で高値で取引される材を買って使ってこそ、お客様に木の良さをさらに感じていただけます。

僕と私の本棚

そして、50年~70年もの間、世代を超えて森林管理をしている方々へも高値で売れるからこそしっかりと資金が山に還元され、

回りまわって、担い手不足と言われる林業が活性化する!やはりなかよしライブラリーとして丸太をそのまま購入することは【持続可能な森林資源の活用と循環】に貢献する。ということに繋がると思っています。

僕と私の本棚

節の扱いについて

一枚板が高値で取引される材料といっても、丸太には必ず節があります。立木の時に枝が付いていた跡が節なのですが、家具にする際に節はできるだけ”ない方が良い”という業界の常識があります。

僕と私の本棚

でもこの常識、美意識は本当にそうでしょうか?節も使い方によってはデザインの一部になり得ます。そして幅広い高値で取引きされる材には節はそんなに多く入りません。それは山を管理してくれた林業に携わっている人、我々の1世代前の方々が枝打ちをし、山を管理し、守ってきたからです。(50年以上管理された山から出た丸太はそりゃあ高いよね)

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僕と私の本棚

管理された山の恩恵を私たちは今の世代で受け取っています。今度はしっかり山に資金を回し、山の管理が継続して行われるように社会貢献をしていく番です。

僕と私の本棚

なかよしライブラリーのこれからの取り組みとして、良質な材料を丸太で購入し、節は木が生きてきた個性として捉え、山の恵みをそのままお客様に無垢のままお届けすることにチャレンジします。

それこそ山に資金を還元し、日本の山が活性化することにつながるし、さらにお客様には50年以上生きた木の本質をそのまま家具を使うことで体感いただくことができます。

僕と私の本棚

これまで沢山のお客様に商品をお届けしてきました。お客様にお話を聞いていると、「子どもにはできるだけ自然のものを」「アレルギーの心配がないおもちゃや家具を与えたい」というお声をいただきます。

今回の試みはこれまで以上に”自然”で安心・安全な家具の追究です。

ご自宅にどんな木目・どんな節がある子が届くだろう。大切な子どもを迎え入れるような気持ちで到着をお待ちください。

僕と私の本棚

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