クレドができたよ＊ - なかよしライブラリー　公式ブログ

会社の経営理念やクレドを作りたいとずっと思っていました。そしてようやく出来上がりました＊7年かかりました。だからとっても嬉しい＊ということでご紹介します(^^♪ちなみに解釈は人それぞれです。僕の考えるクレドはこんな感じだということです。

会社が船だと想像してほしい。船は目的地が決まって初めて出航できる。ここでいう目的地がvision。この時までにこうなりたい！という目標や理想の状態のこと。そしてその船を出すことで社会や周りに何を与えられるのか。これがmissionです。
なかよしライブラリーとして果たすべくmissionとvisionは一緒に船に乗る乗組員（社員）と一緒に目指すからこそ達成でき、さらに遠くへ行けるようになると思っています。だからクレドを作りたかった。

そしてもう一つ大事なことがあります。それはどんな船にするか。その船に乗り続けるか否かは社員が決めて良いのです。反対に会社もどんな人を船に乗せるか、または下ろすか。これも決めて良いのです。
これを僕らのクレドでは行動指針（value）としました。
クレドは会社の目指すmission・vision・valueを明文化したものです。

会社は成し遂げたいもの、社会に対して何を与えたいのかを掲げて進んでいく必要があります。これがない会社というのは、行き先を見失うんじゃないかと思います。

雰囲気の悪い会社、なんとなくやる気がない会社、定時に来て定時に上がれるけど、ただただ時間の浪費をしている毎日。。そしてこう思います。「自分はなんのために仕事しているんだ?」と。そこで必要なのがみんなで目指す方向だと思います。

生涯の働く時間は97000時間と言われています。そこでの経験は
人生に大きな意味をもたらし、その人の人となりを形成していきます。日々命を削りながら過ごしているとしたら、一日一日はとても貴重で、その瞬間、その刹那を一生懸命、真剣に生きるべきだと思います。

どんな仕事を選び、どんな仲間とともに、何を目指しているのか。
これが明確な方がきっと人生は豊かになります。

なかよしライブラリーにはいままで明確な指針がありませんでした。作りたくても作れなかった。
Mission、visionを示すのは船長である僕の役目です。でも僕自身がどこへ行くのだろう、どこを目指せばいいのだろう?という悩みの中にあり、方向性を示せなかったからです。

今になってようやく社会における自社の位置、そしてこれからこの分野だったら一等賞を目指せる。という自分たちの今の立ち位置がなんとなくわかってきました。
なのでこのタイミングでクレドを作ろうと思ったのです。
そして、乗る船をどんな船にしたいのか、これを決めるのは経営者と社員。
今回のクレドは社員と一緒に作ったからこそ、こうあったらいい！という内容が盛り込まれた素晴らしいものになったと思います。

クレドは行動を指図するものではありません。大枠の方向性を示すとても大切なことが書いています。これを基にして“いまどんな判断を下すのか”今自分はどう振舞うのか“という行動のヒントになる、道しるべだと思っています。

最後に決断し行動するのはここにいる個人個人です。大きく間違わない、ブレないようにものさしになるものだと思ってください。

例えば長く航海（事業）をやっていると、晴れの日もあれば曇りの日もあります。それが長く続くときもあるしすぐに止むこともあります。時には嵐になる。
立ち止まって考えないといけない時、船を右に進めるか、それとも左か、など状況は様々です。ここは迂回した方がみんなと一緒にいけるから迂回しようとか、ここは勢いよく正面突破しようとか。決断するわけです。

そんな困った時にクレドに立ち返り、さて自分たちは何のためにやってるんだっけ?と問い直します。社員の場合多くの悩みや困りごとは人間関係に集約されることが多いと思います。社長なら、お金のことや事業のことかな。例えば意見が衝突したとき、このクレドのvalueに立ち返って考えてほしいのです。自分はどう振舞うべきなのかと。

このクレドは０から意見を出し合いこんな形でみんなと会社の方向性を共有しながら完成しました。だからとても嬉しい。

まだピンとこない人もたくさんいるでしょう。
でも自分が部下を持ったり、会社がさらに目標に近づいたとき、自分がどうしようもなく悩んだ時、きっと役に立つと思います。