自伐型林業を見に行ってみた

春の陽気になった。。ポカポカでほんまあったかい。2月末で決算をむかえ、いろいろ事務処理で忙殺されるこの時期。ちょっと一息入れに山のへ行ってきました。

自伐型林業から材料調達

さて日曜日は香美市の山へ。ここは森林組合さんが入らない広葉樹と針葉樹が混ざった小規模の山。自伐型林業については、とっても分かりやすいサイトと動画がありますのでこちらをご参照下さい。

何か家具やおもちゃに使える木がないかということで、山師の方々と一緒に登ってきました。

主に生息しているのは樫の木や椎(しい)の木。松の木も所々に生息。

使えそうな木があると、「これ下さい」って感じでピンクのリボンを巻いてくれます。写真はクスノキ。独特な香りがあり、タンスなんかに使うと天然の防虫効果があります。

こちらは山桜。二股になった山桜は、昔誰かが伐採したであろう痕跡です。聞いてみると明治時代にはここに人が住んでいたそうです。

サクラの木肌と似ているけど、色が白いこちらの木は【ミズメザクラ】桜の木ではなくカバの木です。積み木やテーブルにも使えます*大きさは電柱くらい。まだまだ大きくなるそうです。

朴の木の枯れ葉。葉っぱや生息している樹木を見るとここにどんな木が生えているか分かるそうです。教えてもらったのは

乾燥地帯=松や山桜、カバ、椎、樫の木などが生息する。

湿地帯=朴の木、杉、ヒノキ等の水分を年中吸い上げる樹木が生息。だそうです。この朴の木の葉っぱは水辺に近い所に落ちていました。

なるほど~知らないことばかり。

最後は皆さんと一緒にシカ肉でお昼をいただきました。

これがめちゃくちゃ美味しい**臭みがなく牛肉のような味。

自伐型林業をやっている方々は、猟師も兼任している人が多いようです。イノシシやシカもよくいただくみたい。

さて、なかよしライブラリーとしては、山から直接材を調達できないか模索しています。市場や製材所から材料を調達するのが一般的ですが、山もとから購入することで、お客様に材料選びの様子から提供できる。

これはとっても価値のある事だと思います。定期的な供給の目途が経つのはあと数年後か。。なんせ地道に一歩ずつやってみようと思います。ではまた。