ホテルグリーンプラザ東条湖様【ホテル】

親子でリラックス、子どもの笑顔が輝くホテル

ホテルグリーンプラザ東条湖

ホテルグリーンプラザ東条湖は、1990年に竣工した歴史ある建物。その長い歴史の中で、時代とともに変化しながらも、常に宿泊者のニーズに寄り添い続けてきました。

2024年3月、さらなる快適な滞在を提供するため、ホテル内の大浴場横のスペースをリニューアルし、新たにキッズルームを導入。兵庫県産材をふんだんに使用し、木の温もりあふれる空間へと生まれ変わりました。子どもたちが安心して遊べるだけでなく、親御さんもリラックスして過ごせるよう、細部にまでこだわった設計が施されています。

また、同ホテルに隣接するのは、全国に4か所展開する「東条湖おもちゃ王国」。そのため、ホテルの宿泊客の大半は、おもちゃ王国を訪れるお子様連れのファミリー層が中心となっています。遊園地でたっぷり遊んだ後も、ホテルで親子の時間をゆったりと楽しめる——そんなファミリーに優しいホテルへと進化を遂げています。

ホテルグリーンプラザ東条湖
この日は着任4年目の大嶋支配人にお話を伺いました。大嶋支配人が着任した2021年はまさにコロナの真っただ中。前代未聞の出来事にホテルの運営も窮地に立たされたそうです。経費を抑え、宿泊客よりスタッフ数の方が多い日々。ご予約を断るケースも多々あったそうです。
現在は活気を取り戻しています。取材を兼ねて私も一宿泊客として家族で利用させていただき、その魅力を肌で感じることができました。子連れでも周囲に気を使うことなくのびのびと過ごせるホテル。家族との楽しい一時を過ごすことが出来ました。


ホテルグリーンプラザ東条湖

ホテルグリーンプラザ東条湖とはどのようなホテルですか?

兵庫県にある「ホテルグリーンプラザ東条湖」は、東条湖おもちゃ王国に隣接したファミリー向けの宿泊施設です。特に、1歳~5歳の子どもを持つファミリー層向けのサービスを提供しており、親子で楽しく過ごせる環境が整っています。

これまでのキッズスペースにはどんな課題がありましたか?

以前は遊園地側の客層も年齢層が今よりも高かったため、ゲームセンターが設置されていましたが、現在のおもちゃ王国のお客様は1歳~5歳頃のファミリー層が大半です。

 

メインターゲットの未就学児には適していなかった

以前のゲームセンターは今のお子様が楽しめるものではなかったので、顧客層と設備にミスマッチが起きていたことが課題でした。このような課題から、「より低年齢の子どもが安心して遊べる空間」へのリニューアルを決断しました。

木製キッズスペースを導入することになった経緯は?

もともと、近隣のカーディーラーで設置されていたキッズスペースを見て、「これはいいな」と感じたのがきっかけでした。ちょうど同じ時期に、弊社の本部でも「なかよしライブラリー」について知っているスタッフがいたこともあり、本部への提案はスムーズに進みました。

さらに、数年前に客室へ「なかよしライブラリー」のおもちゃを導入していた経験もあり、その実績があったことで、新たにキッズスペースを設置する際のハードルも低かったように思います。こうした背景のもと、複数の業者を検討した結果、最終的に「なかよしライブラリー」にお願いすることを決定しました。

キッズスペース導入に当たりどのような希望を出されましたか?

多くの商業施設に導入されている、いわゆるカラフルなクッション材を敷き詰めたスペースではなく、もっと”子どもたちの目がキラキラ”するような温かみのあるキッズスペースを希望しました。

ホテルグリーンプラザ東条湖


無人で遊べることも重要視

キッズスペースはホテルスタッフが常時いるわけではありません。無人でも散らからない、メンテンナンスがしやすいことを強く希望しました。小さなおもちゃやパズル等はパーツが無くなったり、お子様が誤って持ち帰ってしまったりするリスクがあります。なので、身体を使った遊具やままごとキッチン等をメインに考えてもらいました。

ホテルグリーンプラザ東条湖


待合場所としての役割

大浴場を出て待ち合せる場所として活用してもらいたいと考えていました。大人が腰かけられるベンチと子どもたちが遊べるスペースをうまく仕切れるように。と要望を出しました。

コインランドリーは残す

キッズスペースの一角にコインランドリーがありますが、お子様の着替えなどを気軽に洗濯したい。というニーズは大きいです。キッズスペースからの目線は遮った形で提案してもらいました。

ホテルの木製キッズスペースの特徴は?

 

木材を活かしたデザイン(兵庫県産材を使用)

兵庫県産材を使ったキッズスペースにしています。ヒノキの床は裸足で過ごしても心地よくサラサラです。

ホテルグリーンプラザ東条湖

安全性と清潔感(管理しやすく、掃除が楽)

小さなおもちゃやパズルなどは置かず、身体を動かす遊具やままごとキッチンを設置しています。パーツが無くなる、散らかる等の心配がなく管理がしやすいです。

ホテルグリーンプラザ東条湖

親が安心して見守れるスペース

大浴場前に配置し、親がくつろぎながら子どもを見守ることができます。

宿泊者の反響はどうですか?

宿泊されたお客様を対象にアンケートを実施したところ、大変前向きなご意見を多数いただきました。特に印象的だったのが、以下のような声です。

  1. 「以前よりも断然良くなった!」
  2. 「子どもが夢中になって遊ぶので、親もリラックスできる」
  3. 「木製のおもちゃは触り心地がよく、安全性が高い」

このように、キッズスペースの導入は非常に好評をいただいており、お風呂上がりの時間をより有意義に過ごしていただけるようになったことを、ホテルとしても嬉しく感じています。

また、当ホテルのキッズスペースは無人運営ですが、安全面にも十分配慮しています。天井にはカメラを設置し、事務所から全体の様子を確認できる仕組みを整えました。これにより、万が一の事態にも迅速に対応できる体制が整い、ホテル側も安心してお客様を見守ることができるようになっています。

ホテルグリーンプラザ東条湖

今後の施設改善の計画について教えて下さい。

客室のリニューアル(子ども向けの設備充実)がまず課題だと感じています。ある程度の年数も経過していますので、内装の工夫やコンセプトルーム等の導入も考えています。さらに、お子様が今よりも安全に利用できるためのレストランや大浴場の設備の見直しも進めたいです。多くの費用がかかることなので、できるところから少しずつですが。

ホテルグリーンプラザ東条湖

食堂への動線にもキッズスペースを

今回のキッズスペースと時期を同じくして、客室から食堂へ移動する途中にも木を感じられるスペースを導入しました。食事を終えたご家族が必ず通る場所なので、子どもたちは足を止めて、遊ぶことができます。

 

ホテルグリーンプラザ東条湖

取材を終えて

子連れでの旅行は隣室や食事の時など気を使いがちです。しかし、同ホテルの客層はほとんどが子連れ。周りに気を使うことなく、大浴場の利用や食事が楽しめました。小さい子を持つ家族連れが過ごしやすいホテル。木の空間は利用するお客様にとって、さらなる寛ぎと癒しを提供できると思っています。ホテルグリーンプラザ東条湖の進化を体感し、「子どもが喜ぶ空間づくり」の重要性を改めて感じました。

ホテルグリーンプラザ東条湖

ホテル取材に対応してくださった大嶋支配人は、ご自身も小さなお子様を持つ父親。だからこそ、子育ての経験を活かしながら、一支配人としてだけでなく、いち父親としての視点も大切にし、家族連れが心から安心して過ごせるホテルづくりに尽力されています。

取材中も、その温かい眼差しと細やかな気配りが随所に感じられ、施設の一つひとつに「子どもが喜び、親がほっとできる場所をつくりたい」という思いが込められていることが伝わってきました。まさに、大嶋支配人の優しさと情熱が詰まったホテルへと進化しているのを実感しました。

今後もホテルグリーンプラザ東条湖様がどのように進化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

 

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